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新国立劇場『反応工程』の稽古が始まって、約3週間が経ちました。

そのあいだに、たくさんの公演やイベントの中止が発表され、たくさんのどうにもやりどころのない気持ちを抱える人達が出てきました。

『反応工程』のカンパニーは、予定通りの日程での公演を目指して作品づくりに日々励んでいます。
とてもいい現場で、充実した稽古をしています。
いち出演者として、いい芝居ができる予感がしています。

だから神保は、この舞台を観て頂きたいと思っています。
おすすめできる作品です。見逃したら勿体ないんじゃないか、と思います。
しかし、いつものようにどんどんアピールしてよいものか、という躊躇いがどこかしらあるのもまた事実です。

公演をどうするかは主催である新国立劇場の方々が一生懸命考えてくれています。
自分としては、その判断に従います。
この舞台を観たいかもしれないお客様も、どうするかはご自身で判断されるでしょう。
自分としては、もちろんその判断を尊重します。

いま自分がすることは、稽古場での創作に傾注することです。
創作は楽しいです。

以上、神保の個人的意見でした。
『反応工程』、乞うご期待。