ちょっと待った!は通用しない 〜神保良介Blog〜

役者・神保良介の出演情報やその他諸々。

2011年04月

EDT
4月24日(日)、代々木公園でEARTH DAY TOKYO 2011というイベントが開催されました。
そこで行われた「エネルギーシフトパレード」に参加してきました。

エネパレの詳細についてはホームページを見てもらう方が良いように思いますので割愛。

これまでこういうものには参加したことはなかったのですが、以前から関心はありました。
で、このパレードは(デモではありません)、主義主張を強く前面に出すわけではなく、ポジティブで明るそうな匂いに惹かれました。
プラカードグループ
参加する意味は個々人によってちょっとずつ違っていたでしょうが、僕は、「エネルギーを生産するための手段は自分たちが選択できるようにしたい」という意識からの参加でした。
菜の花
パレードは10のグループに分かれて行われまして、僕は菜の花を持って歩くグループに入りました(菜の花には放射性物質を吸収し土壌を浄化する働きがあるんだそうです)。
他にはプラカードのグループや音楽のグループなど。
no title渋谷
代々木公園をスタートして渋谷ハチ公前のスクランブル交差点へ
渋谷東口
渋谷東口に抜けて
原宿
明治通りから原宿、そして代々木公園へ戻るというコースでした。
菜の花を掲げながら、「上を向いて歩こう」や「手のひらを太陽に」を歌う、穏やかな行進でした。

車道を行進しながら見る渋谷や原宿の街並みは、いつもとは違っていて新鮮でした。
歩道や陸橋から応援してくれる人たちもいました。
何より参加者の人数の多さ(約5000人)、多様性にびっくりしました。

意思表示をちゃんとしていきたいと思う人が、自分を含め、増えているのかもしれません。
参加してよかった。
来月にはエネパレ第二回が行われるそうです。
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舞台

てがみ座『線のほとりに舞う花を』、全11ステージ終了しました!

ご来場下さった皆さま、ありがとうございました。
このような時期に劇場へ足を運んで下さるためには通常より沢山のエネルギーが要ったことと思います。
舞台に立つ身としては、そのエネルギーを丸ごと引き受けて、さらに力強いものをお渡しできればと思いながら日々の公演に臨んでいました。

高台

今回の作品は奇しくもいま我々が目の当たりにしている出来事とリンクしました。
そして、それでも生きる、前進するのだ、という意思、力、優しさ、温かさを表すのにぴったりなカンパニーでした。
この全員で作り上げた、という感触が強く、愛着の強い作品になりました。
この座組の一員となれたことを誇りに思います。

歌練習

と、お行儀の良いことばっかし書くのもナンですので、ちょっとぶっちゃけると。

とにかく歌がタイヘンでした!
今回、僕の出演は直前になって決まったのですが、おそらく歌唱力の問題で、声をかけるかどうしようか迷っていたからではないかと思ってます。何しろ役者としてはほとんど歌ったことがないのですよ、私は。

セッション

今回は、全曲アカペラで、歌に入る前にグロッケンで最初の音を弾く以外は、楽器はパーカッションのリズムのみ。
しかも4つのパートに分かれて歌わなければならない。
僕はバスを歌っていましたが、そもそもそんなに地声が低いわけでもないので、音が外れてることは分かるんだけど(分からない時も多々ありましたが)その音が出せない、なんて状況によく陥っていて、低音を出すということがまず課題でした。
気付けば、稽古初期よりはだいぶ低い声が出るようになってました!

楽屋

歌であまり戦力になれないんだったら、せめて芝居でちゃんとやらねばと思ってたんですが、演技のアプローチというかスタイルというか、これまでやったことのないものを要求され、難儀していました。
でも、稽古、本番を通して、自分の中での新しいやり方が少し見えた気がします。

そんな、挑戦ばっかの作品でした、今回は。

てなわけで、いろんな写真を一挙アップ!

龍田さん
歌の確認
舞ちゃん卒業
箱田さんバースデイ
楽屋にて
墓標
開演前

今回は、演劇の力、音楽の力、身体の力といった原初的なもののパワーや魅力を再認識させられました。

本作では役者がずっと舞台上に居て、それは芝居の進行を見守り、時には物語の登場人物を演じる、という演出だったのですが、そうしてみんなのシーンを見ていると、気持ちをぐっと摑まれる時が何度も訪れました。
作者の長田育恵さんと演出家の前嶋ののさんは、演技力とか技術とかそういうものを超えた、それぞれの人間としての魅力を舞台に乗せたいと考えていて、その狙いはうまくいったのではないかと、少なくとも間近で見ていた僕はそう思います。

参加できて良かったと心から思える作品を、観てくれたお客さんもまた楽しんで頂けたなら、これほどうれしいことはありません。

応援してくださった皆様、ありがとうございました。
『線のほとりに舞う花を』の公式ブログもぜひチェックしてみてくださいね。神保もいくつかの記事を書いています。
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てがみ座『線のほとりに舞う花を』、明日の14時の回で楽日を迎えます。

口コミの力で週末は大入満員となり、有難い限りです。

回を重ねて作品も進化しました。カンパニーの結束力、チームワークもどんどん強まっています!
ご興味もたれた方は、どうぞお見逃しなく!
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no title

『線のほとりに舞う花を』、公演中です!

かなりキツキツのスケジュールの中迎えた初日は、「頼むからうまくいってくれぇ〜!」と、誰に頼んでいるのかよくわかりませんが、そんな、半ば祈るような気持ちでもって、初日ならではのテンションとエネルギーで開けました。

そして、4ステージ目となる14日の夜公演ではカーテンコールのダブルが起きました。

小劇場公演でのダブルコールというのは珍しく(僕は一度も経験したことがありません)、まさかそんなことが起こるとは誰も思っていなかったので、脱ぎかけの衣裳を急いで着直して舞台へ戻りました。
中にはどうしても間に合わずに、よく見れば中途半端ないでたちの役者もいました。
みんな、戸惑いながら、興奮していました。

この先まだまだ変化していくように思います、この作品は。

こういう時僕なんかは、これでハードルはもっと上がったよなあ、しっかりせんとなあ、と、安心するどころか緊張感が高まっちまうのですが、でもかなり前進した緊張感なんだと思います。

現段階では、全ての回、客席にはまだ余裕があります。
興味をもっていただけたなら、ぜひ、お越し下さい。
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DSC_0031 (1)
てがみ座『線のほとりに舞う花を』、本日、っていうか、あとちょっとで初日が開きます!

朝から場当たり、ゲネプロ。

スタッフさんたちはもしもの時のためのお客様の避難誘導訓練を行いました。

あとはやるだけです。
当日券ございます。どうぞお越し下さいませ。

公演の詳細・チケットご予約はこちら
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