ちょっと待った!は通用しない 〜神保良介Blog〜

役者・神保良介の出演情報やその他諸々。

2009年08月

さて、『下谷万年町物語』の稽古は、どんどんどどどんと進んでおります。
演じるのがオカマの男娼という役柄上、身体を捻って科(しな)を作るようなポーズをとっていたら、脇腹から背中にかけての部位が筋肉痛になってしまいました。

よく女形の役者さんは、身体に負荷をかけるような体勢を保ち続けることで美しさを表現するといいますが、ああ、こういうことなのか、と(僕のそれとはまったく次元が違いますけれど)、夜、痛みで目覚めて思ったのでした。

こうやって身体に覚えさせていかないといけないんだなあ。
でも、稽古が終わった後の歩き方や手の感じが、気付くと自然とナヨナヨしていたりして、「あ〜ら、良いんじゃないの?」という思いと、「いやでも、普段からこれでいいのか」という思いが交錯したりして、楽しい毎日です。

ところで。
MJ's Birthday
見た方も多いと思うけど、8月29日のGoogleは上のようなロゴでした。
で、ロゴをクリックすると"Michael Jackson"の検索結果のページに飛ぶ、という。
なかなか心にくい演出でした。
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脚

お見苦しい写真で大変申し訳ありません。

既に日が変わりましたが、本日が『下谷万年町物語』の稽古初日。
なのでその前日、脚の毛を剃ったのです(オカマ役なので)が、慣れないもので、終わったら何箇所か切れてました。

そして、さっそく、立ち稽古開始。さっそく、出番。
稽古が終わる頃にはもう、垂れてくるほど汗かきました。
ま、初日だからね。とりあえず全力で飛ばしていってみないと。
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FLAWLESS

そんなわけで、今週から『下谷万年町物語』の稽古が始まります。
初日は10月下旬だから、2ヶ月先か。長く険しい道のりです。
男娼が100人近く登場するこの(とんでもない)作品で神保が演じるのは……はい、やっぱり男娼です。
女装は初めてですからね(昔バレリーナの格好はしたけど)、果たしてどうなのか。
綺麗なのか、可愛いのか、はたまた、ただの化け物なのか?
興味は尽きません(?)。

役作りの参考にと映画などをちょこちょこと観ていますが、今回観たのはジョエル・シューマカー監督『フローレス』。
主演はロバート・デ・ニーロとフィリップ・シーモア・ホフマン。
参考のためでなくても観たいと思わせる組み合わせ、なんだけど、作品自体はな〜んか、いまひとつ。二人の演技じゃなかったら失敗作になってた?

ホフマン演じるドラッグクイーンは、暖かさ、孤独感、仲間との絆、自虐的なユーモアなどなど、様々な要素を内包していて、その圧倒的にリアルな演技に唸りました。
脳梗塞で左半身が不自由になった役のデ・ニーロも当然のごとく、凄くリアル。
というかリアル過ぎて、モゴモゴとしか喋れないのが何言ってんのか半分くらい聞き取れなかったけど(字幕なしで観たので)。
観た甲斐ありました。
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グラサン

突然ですが神保は眩しがり屋です。
日差しが強い日には目を細めてしまいがちですが、それが傍からは、眉間に皺を寄せて険しい顔をしている怖いヤツ、みたいに見えるそうです。
なので(?)特に夏にはサングラスをかけることが多いです(または帽子をかぶります)。

まあしかし、これだけ日差しが強いのにサングラスをかけてる人があまり多くないのがどうにも不思議です。
逆にサングラスをしていると、「なんか怖いよ」とか「恰好つけちゃって……」とか「目悪いんだったっけ?(眼鏡だと思われている)」とか言われて、何かしらの意味を持ってしまうようです。
いや、だってさ眩しくない?

でもですよ! 真面目な話、UVカットは大事なのですよ!
紫外線は角膜炎とか白内障の原因になるんですよ。
なおかつ、目に紫外線が当たるとメラニンが増加して、肌の日焼けにもつながるのですよ。

あとね、これは主観なんですけども、眩しくない方が気持ち的には暑さが少し和らいで感じられますよ!

なのでっ! みんなでもっとサングラスをする習慣を作っていきませんか?
ねっ!
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地元にて

深夜、テレビをつけたら、いきなりエヴァ初号機が渚カヲルを殲滅していて、少しヘコみました(何のことかよくわからない方、すみません)。

いま、二つの現場でちょこっとお手伝いをしています。

松坂早苗と春日井静奈という二人の女優がユニットを結成した、その旗揚げ公演の稽古場です。
二人ともかつて一緒に芝居をしていた仲間たち。
会うのも何年ぶりかっていうくらいなのに、お互い特に何も感じないのはどうしてなのだろう。
ぜひ成功してもらいたいものです。

また、横浜国大にて唐ゼミ☆の舞台製作が早くも始まっており、そこでも微力ながら少し手伝いをさせていただいてます。
今日行ったら大学ではオープンキャンパスをやっていました(こちらの作業とは全く関係なく)。
それで、「あ、夏休みだ!」と気付いた次第です。

そんな毎日を過ごしているうちに、あらもう自分の稽古が始まるじゃん、という、まあ8月はそんな月になるのでしょう。

お祭りやかき氷や花火や、あとなんだ、海とかスイカ割りとか? 甲子園? 行楽? そういった夏の風物詩には縁遠い日々であります。

あでも先日、鰻は食べましたね。
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