ちょっと待った!は通用しない 〜神保良介Blog〜

役者・神保が身のまわりのことやら自分に起こったことやら考えていることなどを書き綴った、その記録。

カテゴリ: Essay

ついに、いよいよ、ようやく、とうとう、本番!

12月から始めて、年を越したり雪が積もったりオリンピックがあったり花粉症に苦しんだり桜が咲いたり夏日になったりしていた間もずっと創作を続けて、『空観』が今週25日と26日に上演されます。

『空観』の創作をしていることがもはや日常になってしまって、ひとつの作品として形になりそれがあと数日で跡形もなくなってしまうことが、ちょっと変な感じですらあります。

扇田さんの描く世界、演劇がどんな形でお客様に受け止められるのか、ワクワクします。

ありがたいことに初日はチケット完売しまして、席があるのは26日(木)の昼公演か夜公演のみとなります。

公演詳細・チケット予約ページへ

ヒンドゥー五千回最終公演、どうぞお楽しみに!

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4月のヒンドゥー五千回『空観(くうがん)』の稽古をしています。

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実は、結構前から稽古しています。

どのくらい前かというと、12月から(!)やっています。

週に数回の稽古の時期が数ヶ月あって(その間に神保は一時離脱して『ザ・モニュメント』の稽古・公演しました)、3月から本格的に作品づくりに入っています。

公演期間は平日の二日間、全3ステージのみ。

長い期間をかけてつくって、あっという間に終わってしまう。

これが贅沢か勿体ないかはさておき、そんな公演に結集した役者は総勢20名。

これだけのリソース、すべては構成・演出の扇田拓也さんのヴィジョンの実現に向けて注力されています。

扇田さんとは約8年振りにご一緒するのですが、ヒンドゥー五千回に参加するのは初めてです。

どのような作品になるかは明かせませんし、まだ変わっていくかもしれません。
たぶん、珍しい? 変わった? 演劇になるのではと思います。
なんですけど、前衛劇とか実験劇というのとも、ちがうと思います。

「こんな演劇がこの先もし流行ったら面白いですね」
というようなことを扇田さんが以前言っていましたが、はてさて。

ストーリーは、あくまで神保の個人的なイメージですけど、ガルシア・マルケスの小説みたい、なのかな。

公演を打つのが7年8ヶ月ぶりだというヒンドゥー五千回は今回が最終公演、見納めでもあります。
とにかく、百聞は一見に如かず。ご自分の目でどんな演劇かを確かめて頂きたいです。

劇場でお待ちしています!





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蜷川さんの三周忌追悼企画「蜷川幸雄シアター2」、今回は4月に3作品が全国10ヶ所の映画館で一週間ずつ、限定上映されます。
神保は『身毒丸 ファイナル』(4月14日〜20日)に出演しています。

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なんと16年前の舞台です。藤原竜也くん二度目の『身毒丸』、神保は初参加でした。
この舞台で初めての地方公演を経験しました。全65ステージという公演回数も初めてでした。
再演作品ということで、短い稽古期間の初っ端からさいたま芸術劇場大ホールの舞台で、実際の舞台装置、小道具ありの中でいきなりどんどん進むという状況にかなりテンパりながらあの劇世界の一部になろうと奮闘してました。
座組みの雰囲気もとても良かった。大好きな作品です。

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↑ 公演プログラムより。 

お時間ありましたらぜひお近くの映画館へ。





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第25回読売演劇大賞贈賞式に出席させて頂きました。

昨年7月に出演した世田谷パブリックシアター『子午線の祀り』が最優秀作品賞を受賞しました!

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うれしい。

また、若村麻由美さんは優秀女優賞を受賞されました!
おめでとうございます。

野村萬斎さんの演出の下、スタッフさんキャストが一丸となって作り上げたチームワークの結晶のような作品なので喜びもひとしお。
笑顔、笑顔でした。

いつかまた再演する時が来るまで。
精進します。
ありがとうございました。



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『ザ・モニュメント 記念碑』再演、全10ステージ終了しました!

いまの気分は正直、やり遂げたとか達成感とかよりも、安堵です。
3人だけで準備、稽古、三都市での公演、怪我も病気もなく千穐楽を無事に終えられて、本当に良かった。

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↑ ひめゆりピースホールではこんな感じの設えで上演しました。会場に据え付けの後ろの棚を敢えて隠さずむきだし。ギャラリーで行う公演に近い感覚だったような。


今回の再演の企画、那覇公演をやるというのが、目を引いたところだったのではないでしょうか。
沖縄に外から演劇公演がやって来る、というのはあまりないそうです。
そんな那覇での2ステージ、やれてよかったです。やった甲斐はありました。

大阪とも東京ともちがう反応が来るだろうことは何となくは予想していましたが、上演して、沖縄のお客さんにとって戦争、軍隊、兵士による暴力というのは、決して他人事でないのだろうと演じながら感じられました。

この芝居は幕開け、神保が演じたステッコという元兵士が戦時中に自分達がした行為を長々と語るのですが、客席に対面して喋り始めてあまり時間が経たないうちから、お客さんからの嫌悪感や緊張感が自分(が演じている人物)へ向けられているのがわかりました。

東京でも大阪でもそういう空気はないことはないですが、那覇の上演でははっきりと、強く感じられました。
いまも身近に起き得る、起こっていることなのだということを終演後に教えてくれたお客さんもいました。

そんな緊張をはらんだ空気で始まったのですが、最後まで熱心に舞台を観て下さり、芝居のパワーを楽しんで下さり、この作品の描くテーマや問題提起をそれぞれに感じ取って頂けたようでした。

全ステージ終わってみて、もし那覇での公演がなかったなら、今回の再演の企画に対する自分の気持ちというか思うところは、だいぶ違っていたのではと思います。

那覇公演にも、たくさんの素敵な方々が力を貸してくださいました。
その方達が協力してくれたからこそ、実現できた公演でした。
ほんとうに、ありがとうございました。
観に来て下さった皆様も、ほんとうにありがとうございました。

沖縄は、神保は初めてだったんですが、ハードな公演でもありましたし、遊んだりはしなかったですし、見て回ることもできなかったですが、それでも温かい人たち、美味しい食べ物に触れ、空気や時間の流れを感じることができました。
今度、プライベートで訪れてのんびり過ごしたいと思ってます。

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↑毎ステージのロウソクの準備は大体神保がやってました。

この戯曲は僕が見つけてきて、上演できないかと持ちかけて、翻訳したものですが、べつに、「この作品を通してこういうテーマを、メッセージを伝えたい」というような意識があったわけではなく、優れた手強い戯曲で、演じてみたい役があったから、という動機からのスタートでした。

ありがたいことに多くの人に観ていただけて、たくさんの感想を伺うことができました。
いろんな感想や意見を聞くことができましたが、うまく整理できないでいる、という印象の方が多かったように思えました。
この作品が、答えの出ない、でも、考えて、向き合わなければならないことを描いているからだと思います。
だから、「観終わった後、各人の中にうまく処理できない何かが残れば、この芝居はうまくいったということなんじゃないか」と考えるようになりました。
そして、この再演はうまくいったのではないかと思っています。

感想ツイートまとめ → ● 

この作品、まず初演がうまく実現したことがものすごい幸運の重なりでしたが、こういう形で再演がやれて、またまたものすごい幸運の上重ねをしてしまいました。
共演の西田夏奈子さん、演出の川口典成くんに感謝。この2人が神保の誘いに乗ってくれたからこそ、二度も面白い芝居が作れて、たくさんの得難い経験ができました。

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ありがとうございました!

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『ザ・モニュメント 記念碑』東京公演が無事終わりました!

寒くて雪が凍結している道のりを我々の舞台を観るために足を運んでくださった皆様には本当に感謝です。
2014年の初演と同じ会場で、同じメンバーで上演して、うれしいことに前回以上に好評だったように思います。
動員数も初演を上回ることができました!
感想ツイートまとめ → ● 

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東京公演の舞台は前回と同じ設えでやりました。
やっぱりこの作品と合った空間だと演じていて感じました。

振り返ってみると、東京公演全6ステージの中で、西田夏奈子さんと神保の芝居は少しずつ変化してました。
演出からの指示で修正しているところもあるんですけど、生ものの舞台で、ましてや二人芝居なので、一方の出方が少し変化すると相手もそれを受けて変化して、作品も毎ステージ微細に変わっていたんじゃないかな(もちろん核となる部分はどうあっても変えませんが)。

大阪の初めての会場で新鮮に再演をスタートさせ、
初演で馴染んだ東京の会場で作品を更に充実させ、
そして最後の公演の地、那覇へ

今週末3日(土)、4日(日)にひめゆりピースホールにて公演を行います。
ありがたいことに先週金曜の「沖縄タイムズ」に情報を掲載して頂きました。
これから他の媒体でも取り上げて頂けそうです。
ひとりでも多くの方に観て頂きたい、そして感想を伺ってみたい舞台です。
ぜひ、お越し下さい。お待ちしています。

公演ページ→ themonument14.webnode.jp
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公演も中日を過ぎました。
『ザ・モニュメント 記念碑』再演、好評公演中です。

カーテンコールがダブルになる回もありました。
初演をご覧になったお客様も前回より良くなったと仰って下さいます。
うれしい。

感想ツイートまとめもご覧下さい →

東京公演のあとには那覇公演が控えています。
この作品が沖縄の地でどのように受け止められるのか。

というわけで、引き続きがんばります。
ぜひお越し下さい!

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大阪公演から帰ってきました。
『ザ・モニュメント 記念碑』という今回の芝居、2014年の初演と同じ、演出家と俳優の全3名だけで公演することは何度か書いてると思いますが、もちろん大阪へもその3人だけで行きました。
現地には、我々の公演に協力してくださる心優しい方々がいて下さいました。
その方々の助けがなければずっと大変だったろうし、ひいては作品の出来に影響したかもしれません。本当にありがたかったです。

↑ 朝日新聞夕刊にも取り上げて頂きました! なんと高石市長もご来場くださり、おどろきました。

二日間全2ステージの公演で動員は決して多いとは言えませんでしたが、カーテンコールでは熱のこもった拍手を頂き、終演後にごあいさつさせて頂いた感触からも、皆さま充実した観劇体験となったようでした。

アプラたかいし小ホールでは舞台上にステージと観客席の両方を設ける、シアター・オン・ステージの形で上演しました。
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なので、客席から見ると役者が演じるステージ(手前の黒いスペース)の奥の闇に客席が広がって見えて(この写真では明るいけれど)、奥の柱に文字が投影される。
劇場のスタッフさんの協力もあって、目の前の臨場感もあって空間の広がりと奥行きもある、この作品に合っていて、面白い空間でやらせてもらうことができました。

約4年振りに上演してみて、芝居は確実に初演よりよくなっていると感じます。
前回のよいところはそのままに、戯曲の面白さ巧みさがさらに増して、豊かになっています。
未見の方はもちろん、初演をご覧になった方にもぜひ観て頂きたい芝居です。


東京公演は今週25日から28日、そして那覇公演が2月3日・4日です。

初演を観て、
「あの舞台はいまだに強く印象に残っている」
「再演も観たい」
「多くの人が観るべき」
と言ってくださる方がたくさんいてくださる、そんな強烈な芝居です→初演時の感想ツイート

正直、今回を見逃すと次はもうあるかどうかわかりません。
ぜひ、劇場へお運び下さい!
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2018年もよろしくお願いいたします。

年末年始、いかがお過ごしでしたか。
神保は年末年始はなるべくのんびりせず、通常運転の生活をしてました。
正月らしいことといえば、元日の夜明け前に初詣したことくらいかな。

というのも、今月20日から公演が始まる『ザ・モニュメント 記念碑』が戦争を描いた作品なので、これまでの稽古で自分の中に生まれてきたものが正月ボケでリセットされちゃったら嫌だなあということで。

でも、そんな禁欲の甲斐あってか、年明けて稽古が再開されてからも順調に進んでいます。

↓ 年明けから嬉しいニュース。『子午線の祀り』の演出で野村萬斎さんが千田是也賞を受賞されました! やった!


今回、『ザ・モニュメント』再演にあたってまず演出と役者で、戯曲を読み直して翻訳を点検するという作業を行いました。

初演時は、神保初の翻訳でしたし(もちろん作者サイドには拙訳で上演許可頂いてます)、お客さんにちゃんと内容が届くのか心配ではあったんですが、嬉しいことに、褒められこそすれ、わからなかったという声はなくて。

で、今回の上演では、「ここまで説明的にしなくても伝わるな」というところは言葉をシンプルにしました。
また「こういう解釈もできるんじゃないか」という箇所は訳し直しました。
こういうことが出来るのも再演だからこそ。

そうして稽古に入って作品と役に向き合って行く中で、芝居が前回から変化したところも結構出てきてます。
おかげで初演より作品が豊かになっている、と稽古していて感じます。
初演より良い作品にしないとね。再演なんだし。

ぜひ、劇場へ足をお運び下さい、観て下さい。
渾身の舞台です。

〈大阪〉アプラたかいし小ホール 1月20日・21日
〈東京〉プロト・シアター 1月25日〜28日
〈沖縄〉ひめゆりピースホール 2月3日・4日

詳しくは公演ページを。

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どうも。こないだBluetoothイアホンを初めて買って、すっかり気に入って「いい買い物をした」と満足してる神保です。
移動中は専ら音楽かポッドキャストを聴いてる人間なものでね。

↑ 上げる写真がなかったので1年前に香川の直島に行った時のを(なぜかモノクロ処理)。

さあ、2017年も終わりということで。
振り返って、今年は出演本数こそ少なかったけれど充実したお仕事をさせてもらえたなあ、と思います。

『子午線の祀り』は、野村萬斎さん新演出の初演ということで座組み一丸となってがんばりました。
そして再演したいと思って頂けるような舞台となりました。

その次の映画の撮影では、ようやく長編作品への出演が、ちょこっとではあるけど、果たせました(まだ詳しいことが明かせないのはご容赦を!)。

しかしなんといっても今年特筆すべきは、狂言に出演させて頂けたこと、ですね…!
摺り足も習ったことのないこんなシロウトが、野村万作さん、萬斎さん、万作の会一門の皆さんと同じ板の上に立ってたなんて、うそみたいな経験でした。



フリーランスでやってて、今年のような仕事ができると「まだ捨てたもんでもないな」と思えますし、精進を続けようと改めて気が引き締まります。

萬斎さんや世田谷パブリックシアターの方々、件の映画の監督(まだ名前が出せないのはご容赦を!)、昨年の舞台ですけど紀里谷和明さん、そういった方々が芸能プロダクション等に所属していない役者にも機会を与えて下さったのは、うれしい希望であります。


2018年はどんな年になるか、何をやるのか、相変わらず皆目見当がつかぬ。えへん。
とりあえず旅行したいな、とは思ってます。またニューヨークにも行きたいなあ。

『ザ・モニュメント 記念碑』再演までひと月を切りました。
2014年以来の上演、その間の経験をぜんぶ生かしてもっとよい作品になるよう、稽古してます。
年内最後の稽古では今回初めての通し稽古をしましたが、初演の時とは違う新しいところに行けそうです。いい感じです。
ぜひ観に来てくださいね!


ではまた来年に。
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