『子午線の祀り』、チケット好評発売中です!
回によっては残席僅少になってきています。お求めはどうぞお早めに。

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↑ 本チラシも完成‼︎

昨秋のリーディング公演も踏まえた新しい上演を目指す野村萬斎さんの演出の下、皆で試行錯誤を重ね作っていく稽古は時間が経つのがあっという間。
木下順二さんの劇言語や独特の劇構造と格闘する日々を送っています。

そんな稽古に先立つ4月の終わり、作品の舞台となる壇之浦に行ってきました。



リーディング公演時には、どういった土地でどういった情景で合戦が行われているのか、明確にイメージ出来なかったという感覚があったので実際の場所に行きたいと思いまして。

潮風に吹かれて、対岸まで遠くない海峡を走る潮流を眺めながら戯曲を読み、源平合わせて1300艘の船団の合戦を思い浮かべ。
今回の本公演ではそういった体験も生かして演じていきたいですね。

ちなみに、この作品、チラシにも記載されてますが英語翻訳されたタイトルは、
Requiem on the Great Meridian
というのですが、この、Meridianという単語が、子午線という意味のほかに、絶頂、全盛期という意味も。
まさに栄枯必衰の平家物語を描いたこの作品に相応しい…!