『カクシンハン版 リチャード三世』、そして『ヘンリー六世 三部作』は全公演終了しました!

ご来場下さった皆様、小劇場で長丁場の芝居にお付き合い頂き誠にありがとうございました!

カクシンハンはこれまでもいろんなムチャをしてきましたが、今回ばかりは、よくもまあこんな無謀な企画を考えたな、そしてどうにかこうにかやり遂げたな、と出演者ながら感心、感動します。

しかも好評で最後の数日は満員御礼でした。
カーテンコールでダブルなんて小劇場では珍しいし、ましてやトリプルになるなんて聞いたことないです。

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3月の頭から歴史劇漬けで、気づけば5月も終わりました。

よその国の王やら貴族やらのお話なのに(そしてぶっちゃけ戯曲としてそれほどいいわけでもないのに)、演じてみたら面白くて、現代のお客さんの気持ちを摑むものをたくさん内包してるのだから、流石シェイクスピア先生。

『ヘンリー六世』と『リチャード三世』を通し上演の日は、一日中芝居やってる感覚で「ああ、歌舞伎俳優さんの気持ちがちょっとだけわかった気がする」などと考えたりしましたっけ。

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↑ 開場前に各自ウォームアップの光景。

この長い歴史劇の日々もようやく終わったので、ようやく本を読んだり映画を観たりできるのがうれしい。

とりあえず今日は観られずにいた映画『マクベス』を観て、読めずにいた松岡和子さん新訳の『尺には尺を』を読んで、と。
どんだけシェイクスピア好きなのさ、自分。