『仁義なきタイタス・アンドロニカス』のチラシ。
アートデザインは、『カクシンハン版 夏の夜の夢』に引き続き現代美術家・梅沢和木さんによる新作です。
今後美術展に出展の予定もあるとか。
現代演劇と時代の先端を行くアートのコラボ、その媒介となるのは400年以上前に書かれたシェイクスピア作品。
月並みな表現だけど、ううむ、かっこいいですなあ。
かつて横尾忠則氏が状況劇場や天井桟敷の為に前衛的なポスターアートを制作していましたが、その系譜に連なるコラボですよこれは。
↑ 河内大和さん、劇中で用いる“小道具”の制作中。
さて、稽古はどんどんと過酷度、じゃなかった、加速度を増して進んでいます。
『タイタス・アンドロニカス』という作品、シェイクスピアの時代には人気演目だったらしいですが、実際、稽古していくとその理由がわかってきました。
結局は強烈なものの方が生半可なものよりも面白いんですよ、やっぱり。
あらすじからは残酷な物語というイメージがあるかもしれませんが、それだけじゃあ、ないんです。
シェイクスピアをしっかりやりながら2014年の東京を撃つ、怒涛のハードエンターテイメント演劇になるんじゃないかと思っています。
ぜひお見逃しなく。
よろしくお願いします。
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