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てなわけで、『仁義なきタイタス・アンドロニカス』の稽古に勤しむ日々です。
昨日から稽古場には仮組みの舞台装置も立ち、本格的になってきました。

『夏の夜の夢』が終わった1週間後から稽古が始まったのですが、賑やかで楽しい喜劇から一転、復讐が連鎖する悲劇の世界。

いやあ、ここまで真逆の作品だと気持ち良いくらいパキッと切り替われますな。

今回の芝居は男優ばかり、それも体格のデカい、押し出しの強そうな漢(オトコ)たちが集まっておりまして。

なにしろ古代ローマ帝国を舞台に皇帝や将軍が激突するお話ですから。
しかも戯曲がシェイクスピアの若書きで、まあ勢いがすごい。

そんな座組みで8月の盛夏にやるんだから、もう、
真夏のシェイクスピア漢祭り!
とか銘打っちゃえばいいんじゃないか、とか思ったり(あ、女優もいますよ、もちろん)。

かなり早い段階から稽古場が体育会系の部室のような香りに包まれています。
そんな現場で、文化系の神保は一体どうしたらよいんでしょうか。

てなわけで、「これが同じ作家か?」と思うほどに『夏夢』とは違ったシェイクスピアをお見せいたします。
どうぞご期待ください。

前回の公演ではほとんどの回で前売チケットが完売となりました。
なるべく早めのご予約を!

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