長屋
↑ 薄暗くて分かりにくいですが、舞台装置の長屋の一部です。2階建て。ここにたくさんの役者が入居し、下谷万年町を現出させるわけです。
細部にまだまだ作らなければならないところはあるものの、舞台装置も大分、建ち上がりました。

やらなければならない作業量が多いということもありますが、僕のような、このひと月あまりの間にタタキのいろいろをかじってきたのにも関わらず未だに「尺」がどのくらいの長さなのか瞬時に判断できない者にも仕事が任されています。

というわけで、装置の一部となるパーツをいくつか組み立て、客席エリアに敷く平台もの制作を命ぜられました。
手馴れた人がやるのに比べたら、倍なんてものじゃないくらいの時間と手間暇をかけて、それでもなんとか作り上げることができました。

さあ、舞台稽古が開始されます。
そうです。運んだり組み立てたりしていますが、僕は役者なのです。演技を頑張るのです。