千穐楽が無事終わって舞台をバラして劇場を後にして朝まで打ち上げをしてみんなと別れ、いま一人帰宅の途についています。
ふっと寂しくなる時間。

全11ステージがあっという間に過ぎてしまった感じで、その半分の回数くらいしかやってない気がするね、もっとやりたいよねと昨日も楽屋で話していました。

今回、『Root Beers』に出演させてもらって、いい作品と素敵な役に恵まれ幸せでした。
でも本当の宝はKAKUTA初参加を通じて生まれた出会い。
今までやってきた中で一番といえるくらい素敵なカンパニー、最高な劇団でした。
だから余計に寂しい。

みんなともっと一緒の時間を過ごしたい、稽古がしたい、公演がしたいと切に思います。

達成感と疲労と少し残っているお酒のせいでひょっとしたら感傷的になっているのかもしれませんが、これは公演中から思っていたこと。
基本的には集団に向いてない性質の自分がとても居心地良く感じられていたのですから。

いつかまた、できれば遠くない未来に、現場で再会する日がいまから待ち遠しいのです。


『Root Beers』を観に来て下さったみなさま、どうもありがとうございました。