舞台の稽古をしています。
舞台出演は昨年6月以来だから、いやあ、ひさしぶりだ。

「企画室磁場」という団体の『Sound of Scenes』という作品に出演します。
出演者は、なななんと、神保ひとり、です。

ひとり芝居、といえばそうなんですけど、この舞台のいわゆる“売り”がこういうものでして。

舞台の構築にあたり欠かせない存在である舞台音響に焦点を当てた今作は、複数台のスピーカーを設置することにより会場内を音が近づき・離れ、移動していく 舞台美術ではなく音響がシーンを立体的に立ち上げるシステムとなっています

「音」と共演する舞台、とでもいいましょうか。
舞台エリアと客席を、音響のスピーカーがぐるりと取り囲んでいて、いろいろな方向から聴こえる「音」によって情景が立ち上がる、という試みの作品なのです。

ね、なんかちょっと面白そうでしょ。

とはいえね、生身の役者が自分だけなので、やることが多くてですね。
毎日の稽古が、ずっと自分の出てるシーンばっかりなんですよ。
当たり前なんだけどさ。

はい、がんばります。

10月11日〜14日、北千住BUoYというところでやります。
2019年唯一の出演舞台です、ぜひ足をお運びください!

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