ちょっと待った!は通用しない 〜神保良介Blog〜

役者・神保が身のまわりのことやら自分に起こったことやら考えていることなどを書き綴った、その記録。

2016年05月

『カクシンハン版 リチャード三世』、そして『ヘンリー六世 三部作』。
うれしいことにどちらも好評です!

なんでも、『リチャード』を観て『ヘンリー』も観たくなるお客様が続出らしく、その逆もまた然りなようで。

土日には『ヘンリー』『リチャード』の順に両方とも上演するのですが、そういう回には一日シアター風姿花伝で過ごして全作通して観劇されるお客さんも少なくなく、通し上演だった22日の『リチャード』のカーテンコールではなんと、トリプルを頂きました。
これ、小劇団公演では普通ありえないことです! (小劇場でこういう通し上演をすること自体が普通ではないんですけど)

お時間割いて長時間の観劇に耐え(?)、あまつさえ面白いと思って頂けるのですから、「ああ、がんばって稽古してきてよかったなあ」と座組一同感じておりますよ。

さて今回は、神保が演じている役について(多少のネタバレになるやも)。

『リチャード三世』では、
ダービー伯スタンリー卿、暗殺者1、市民
を演っています。

スタンリーは、特に劇の前半では他の貴族たちに比べてあまり喋らず地味な印象の人物です。
しかし、周りがどんどん粛清されてゆく中で気付いたらひとり生き残っており、なんとかしなければならない状況になっていくのです。
やたらとアワアワしてる様をお楽しみ下さい。

暗殺者1は、スタンリーの合間に早替えで演ってます。
スタンリーとは極端に性質の異なる役なのでむしろ切り替え易い。
こちらはガラの悪さをお楽しみ下さい。

市民については、まあいいや。とにかく騒いでます。


『ヘンリー六世』では主にウォリック伯爵を演じます。
このウォリックという役が、これまでも何本かシェイクスピア作品をやらせてもらってますが、演じてきた中では一番のお気に入りになりました。
この人の性格が好き、なのかな。脇役なんだけど、演じていて楽しいです。
そんな楽しんで演じている様をお楽しみ下さい(なんだそりゃ)。

ほかにも第一部ではアランソン公爵、第二部では陳情者1や隣人2などを演ってますが、これらはなんだろう、ま、遊んでるようなものです。


そういうわけで、残すとこ一週間。
ひと月公演中の『リチャード三世』は、評判を聞きつけた方々やリピーターでご覧になる方々などでチケット予約が増加し、完売の回も出ています。
まだ席のある回もありますので、詳しくはカクシンハンまでお問い合わせ下さい。
『ヘンリー六世』も6回だけの公演ということもあり残席が少なくなっています。

このラストチャンスをお見逃しなく!
僕達は最後まで駆け抜けます!
    このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote



『カクシンハン版 リチャード三世』、怒濤の舞台稽古を経て、カーテンコールでダブルを頂いて初日を無事に開け、これまで全21回公演のうち7回やりました。

そして宣伝映像が出来ました。ご覧ください!



19日から始まる『ヘンリー六世』と併せて、更に勢いを増していきます。
はっきり言って評判はよいです。
どうぞお見逃しなく!

    このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

未だ実感が湧きません。心のどこかで湧いてこないようにしているのかもしれない。

19歳で最初に出会った演出家で師で、そこから僕は役者になりました。

ニナガワカンパニーのオーディションを受け夢中で演じ、終わった後に、
「大学生しながらやれるか?」と微笑んで言ってくれました。
そうして最年少のメンバーとなり、
「俺も役者になったのは19だった」と言ってくれました。
年月が経ちカンパニーを離れた後も、お会いすると、
「元気か? 芝居やっているのか? 評判はいいの?」と声をかけてくれました。

蜷川さんの言葉、考え方、姿勢、生き様から、いまの自分の大部分は形作られていると断言できます。

もっともっといくらでも書きたいことはありますが、いまはまだやめておきます。

きっと蜷川さんなら、
「そりゃ悲しいかもしれないけどさ、俺達は時にはそういう辛いこともしたたかに乗り越えてみせなきゃならない仕事なんだから。やるぞ」と言うんだろうと思います。

だからいま公演中の舞台を精一杯務めます。闘います。

    このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

このページのトップヘ