最近読んだ本の話。

発売当時から読みたかったものの文庫化されるまで待ってようかな、と思っていたら何年も経ってしまって、ようやく。



おんもしろくて一気に読了。
そしたら芸人さんの師弟関係というものへの熱が収まらず、その勢いで直後にこれまたいつか読もうと思っていた本をKindleで購入。



これまたおもしろくてイッキ読み。
気付けば二冊立て続けで7時間くらい読書してた。

いやあ、師弟関係、そして師弟愛。いいなあ。うらやましいなあ。
ましてや師匠が立川談志、ビートたけしとなれば、いいこともつらいこともすべてが破格で。

神保にとっての師匠的存在といえばもちろん蜷川さん。



とはいえ、師匠と弟子という関係とはちがうのでね。
門外の人間は知り得ない、芸の世界の師弟関係というのは、あこがれますなあ。

そしてもう一冊、著者が自身の師匠的存在である人物について書いた本を。



つか作品に夢中になったことのある人にはたまらなく面白く読み応えのある本のはず。
演劇活動を再開して以降のつか作品は前とは変わってしまったというのを聞くと、じゃあ当時の芝居はいかにすごかったのかとよく思いを巡らしていたけれど、この本でそのことが少し分かり、更に思いを巡らされている。