ちょっと待った!は通用しない 〜神保良介Blog〜

役者・神保が身のまわりのことやら自分に起こったことやら考えていることなどを書き綴った、その記録。

2014年07月

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『仁義なきタイタス・アンドロニカス』のチラシ。
アートデザインは、『カクシンハン版 夏の夜の夢』に引き続き現代美術家・梅沢和木さんによる新作です。
今後美術展に出展の予定もあるとか。

現代演劇と時代の先端を行くアートのコラボ、その媒介となるのは400年以上前に書かれたシェイクスピア作品。

月並みな表現だけど、ううむ、かっこいいですなあ。

かつて横尾忠則氏が状況劇場や天井桟敷の為に前衛的なポスターアートを制作していましたが、その系譜に連なるコラボですよこれは。

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↑ 河内大和さん、劇中で用いる“小道具”の制作中。

さて、稽古はどんどんと過酷度、じゃなかった、加速度を増して進んでいます。

『タイタス・アンドロニカス』という作品、シェイクスピアの時代には人気演目だったらしいですが、実際、稽古していくとその理由がわかってきました。

結局は強烈なものの方が生半可なものよりも面白いんですよ、やっぱり。
あらすじからは残酷な物語というイメージがあるかもしれませんが、それだけじゃあ、ないんです。

シェイクスピアをしっかりやりながら2014年の東京を撃つ、怒涛のハードエンターテイメント演劇になるんじゃないかと思っています。

ぜひお見逃しなく。
よろしくお願いします。

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てなわけで、『仁義なきタイタス・アンドロニカス』の稽古に勤しむ日々です。
昨日から稽古場には仮組みの舞台装置も立ち、本格的になってきました。

『夏の夜の夢』が終わった1週間後から稽古が始まったのですが、賑やかで楽しい喜劇から一転、復讐が連鎖する悲劇の世界。

いやあ、ここまで真逆の作品だと気持ち良いくらいパキッと切り替われますな。

今回の芝居は男優ばかり、それも体格のデカい、押し出しの強そうな漢(オトコ)たちが集まっておりまして。

なにしろ古代ローマ帝国を舞台に皇帝や将軍が激突するお話ですから。
しかも戯曲がシェイクスピアの若書きで、まあ勢いがすごい。

そんな座組みで8月の盛夏にやるんだから、もう、
真夏のシェイクスピア漢祭り!
とか銘打っちゃえばいいんじゃないか、とか思ったり(あ、女優もいますよ、もちろん)。

かなり早い段階から稽古場が体育会系の部室のような香りに包まれています。
そんな現場で、文化系の神保は一体どうしたらよいんでしょうか。

てなわけで、「これが同じ作家か?」と思うほどに『夏夢』とは違ったシェイクスピアをお見せいたします。
どうぞご期待ください。

前回の公演ではほとんどの回で前売チケットが完売となりました。
なるべく早めのご予約を!

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