ちょっと待った!は通用しない 〜神保良介Blog〜

役者・神保が身のまわりのことやら自分に起こったことやら考えていることなどを書き綴った、その記録。

2013年04月

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パスポート、うっかり期限が切れてたので更新してきました。

旧パスポートが使われたのは10年間で一度だけ。
2004年にイギリスに行った時でした。

2週間ちょっとだったか、ロンドンで毎日芝居を観て、俳優ワークショップを受けて、美術館や博物館に通ってました。
蜷川さんが英国俳優を演出した『ハムレット』の初日を観にプリマスという小さな街へ行ったり、ストラットフォード・アポン・エイヴォンにRSCの公演を観に行ったり。

その一人旅で忘れられないのは、ロンドン地下鉄(所謂チューブですな)でのこと。

さほど混んでいない車内、おばあちゃんと一緒に座っている小さな女の子、通路を挟んだ向かいに座る僕と目が合いました。
軽くほほ笑みかけてみても女の子は表情を変えず大きな瞳でこちらを見てるだけ。

二人は僕より手前の駅で降りたのですが、おばあちゃんに手を引かれてドアへ向かう時、その女の子が僕の前で手を小さく上げ、
Bye.
と、僕にしか聞こえないくらいの小さな声で言ったのでした。
僕も同じ言葉を返しました。

でもそれだけのやりとりが、この旅の中で最も誰かと通じ合ったと感じた瞬間でした。

そんなことを思い出してたらまた一人旅がしたくなってきた。
せっかく更新したことだし。

10年前のパスポートの中の自分は、いまよりちょっと可愛げがあるように見えた。
次の更新することになるのは42歳の時。
どんな風貌になってるのか…
あまり想像したくないな。
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めずらしく(自分比)観た芝居のことを。

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ナイロン100℃『ゴドーは待たれながら』
と、
シティボーイズミックス『西瓜割の棒、あなたたちの春に、桜の下ではじめる準備を』。

二日間で立て続けに観ました。どちらもこれは観なければと思ってました。

『ゴドーは待たれながら』は、10年前に戯曲を読み、上演を観たいと思い続けていた作品で、とうとう。

シティボーイズミックスの舞台は、映像ではたくさん観ているものの生では未見、今回は作・演出が宮沢章夫さんで、あの「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」(もちろん神保は未見)だったメンバーの再会という公演だもんで、初・生シティボーイズにはこれしかないと。

どちらも高い期待を更に上回る舞台で大満足でした。
作も、演出も、演者さん達も、すべてがすばらしかった。(いろいろ共通項が多い二作品なので一緒に語りたくなります)

この二つの芝居が同時期に上演されていて、「マサ子の間男」を始めたいまこうして出会えたのは素敵なタイミングでした。
いやあ、すごく面白かったし、勉強になりました。
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