ちょっと待った!は通用しない 〜神保良介Blog〜

役者・神保が身のまわりのことやら自分に起こったことやら考えていることなどを書き綴った、その記録。

2013年01月

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劇場MOMO。
今回初めての劇場です。

舞台稽古も終え、劇場の空間にも馴染んできました。
出演者が4人だと、楽屋がひろびろと使えます〜。
とはいえ、神保は開演しちゃったら終演するまで楽屋に戻れないのですが。

さあ、公演が始まります。
といっても、三日間で4ステージだから、あっちゅう間に楽日です。
繊細にやれたらいいなと思ってます。がんばりまーす。
観にいらして下さーい。

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稽古のことばかりだとナンなので、先日観た映画のことでも。

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『LOOPER』。面白かったこれ。

近未来アクションかと思いきや実は大きなテーマに帰結していって。

いわゆるタイムトラベルものなので、冷静に考えると辻褄が合わないようなところもあるんですけど、そこはブルース・ウィリス演じる未来から来た男が、
「タイムトラベルの細かいことはわからん! 頭がいたくなる!」
ときっぱり言っておられましたので。
なのでそういう細かいことは気にせず楽しんで観られました。

他にも早く観たい映画いくつかあるんだけど、公演が終わってからになりそう。

☆☆☆

『白夜』は、昨日は初めての通し稽古をしました。

そしたら、稽古場を出る頃には自分でも、おやどうした? ってくらい消耗してて。
通し稽古をしたとはいえ、なんでこんなになってるのか不思議だったんですけど、思い返せば、その後15分ほど休憩してから返し稽古があって、そこで順番はバラバラだったけど結果的に全てのシーンをもう一度稽古していたのでした。

立て続けに二回全編やったら、そりゃさすがにくるわ。
短い芝居だけども一人出ずっぱりなので。

そんなこんなでやっています。
おっと、もう来週本番やるんだこれ。
チケットまだまだまだあります。
お待ちしています。

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先日、有楽町に映画を観に行った時にあった、秋田県雪まつりのPRの雪像。
この冬初めての雪だあ、なんてその時は思ったんですが。
今日こんな大雪になるとはね。
それでも頑張って稽古場へ行って稽古しましたよ。
偉いぞ、うちら。

さて、そんなわけで、寺山修司。
僕は寺山修司作品には、『身毒丸』('02)と『地球☆空洞説』('12)に出演しています。
どちらも寺山さんの戯曲を原作にして、新たに台本が書かれた作品でした。
てなわけで、今回が初めての寺山戯曲への出演。

で、実際演ってみると、やはり、言葉が、いいです。
たとえば、こういう台詞。

『連絡船の船底で……僕はさむいコートの襟をよせ乍ら、回収するというのはこんな恐ろしいものか、と思いましたよ。
たった一週間の、喉にこみあげてくるような幸福な愛のために、一生を棒に振って、何もかも失って、連絡船の底に荷物のように寝ころんでいる僕に。……あのとき、かもめがとても白く見えたなあ。』
(『白夜』より)

声に発すると、音の響きからイメージが立ち上がっていく気がする。
あと、お客さんは知る由もないけど、ト書きもいいんですよ。

ちなみに、寺山修司の演劇というと、おどろおどろしくてなんだかおっかない世界、というイメージを持たれている方もいると思います。

でも、この『白夜』という戯曲には、全くそういうところがなくて、前にも書きましたが、作風はむしろ短歌や詩の世界に近いかもしれない、叙情的な芝居です。

で、ウェブで検索してみると、短歌や詩やエッセイを通じて、つまり演劇ではない分野での寺山修司の若いファンって、いまもすごく多いんですよね。
だから、そういう人たちにも観てもらえたらな、と。

そんなことを思ったりしながら、寺山さんの言葉と日々格闘しています。

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正月もすっかり過ぎ去り、街には日常が戻ってきましたね。
いまごろになって、もう少し年末年始を味わっとけばよかったな、とか思ってる今日この頃です。
だらだらとテレビ見ながらお雑煮とかお汁粉とかもっと食べたかったな。今度作ろうかしら。

『白夜』の稽古は、始まったばかりですが、順調。
あまり長くない戯曲だということもあるけど、もう台本の半分くらいまで進んじゃいましたからね。すごいでしょ。

出演者は四人、そして作品自体も決して賑やかなものではなく、静けさの中にさざ波が少しずつ立っては消えてゆくような。
なんかこう、気合い入れてストレッチとか発声とかしたりして「さあ稽古するぞー!」みたいなテンションでは取り掛かるのとは違うんですよね。
なので、穏やかに、淡々と、稽古、稽古、でやってます。

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今回の企画というのは、2013年が寺山修司没後30年ということで、寺山修司作品や岸田理生作品の上演に定評のある「青蛾館」が、初期の一幕劇を三作品、それぞれ異なる演出家と俳優によって連続上演するというものです。

なので、他の作品チーム(『狂人教育』と『犬神』)も同時進行で稽古を進めています。
『白夜』はその一本目の作品。すなわち、トップバッターですな。がんばろ。

しかしこれ、三者三様になることは間違いなし、です。
3日間ずつの公演なので、お間違えなきよう。
『白夜』は、1月31日から2月2日まで!


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2013年もよろしくお願いいたします!

僕のお正月は、大晦日から元旦を実家で過ごして、あとは知り合いの芝居を二本観に行ったくらいで、ほとんどひとりうちにいました。

だから正月気分とかはそんなに味わわなかったんですけど、だって、年明けから稽古が始まることになってたから。
で、昨日から稽古が始まりました。

作品は、寺山修司作『白夜』。

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(↑稽古初期のブログにつきものの台本の写真…)

『白夜』は寺山さんが27歳の時、「天井桟敷」を旗揚げして本格的に演劇活動を始める以前に書かれた戯曲です。
初演は文学座アトリエでの公演だったそうです。

寺山演劇といえば前衛的だったり摩訶不思議なキャラクターなどが連想されますが(少なくとも僕はそうなんですが)、この『白夜』はそういった仕掛けもない、異色ともいえる戯曲です。
寺山さん自身は、『私の戯曲の中では、これがもっとも文学的なもの』だと後に書いています。

初めて読んだ時、「こういうホンも書いてたんだ!?」と意外でした。
もしかしたら短歌や詩での寺山修司の世界に近い気がします。

なので、ツイッターで寺山さんの短歌をツイートするアカウントをフォローしてみたりして。

で、この芝居、僕の役は最初から終わりまで出ずっぱりなのです。うひゃあ。
そんでもって、この作品が成立するためには、まず僕がいい芝居をすることが最低条件なんだろうと思います。どひゃあ。

がんばります。

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