daretachi『マシーン日記』、終了しました!
ありがとうございました!
楽日のステージは満員御礼!
ちょっと舞台が観づらいようなところにも、申し訳ありませんでしたけれど、客席を設置して観て頂きました。
お客様の反応もいつにも増して良く、盛況の中、全公演の幕を下ろすことが出来ました。
今年の頭に5人で集まってから半年。
けっこう長かったですが、こうして無事終えることができるとは。
いやあ、よかった。
神保が演じたミチオは、コーラばっか飲んでる奴です。
劇中にコーラ2缶を飲みます。
そして、コーラ1缶を全身に被るのです(詳しくは後述)。
空き缶はこうしてセットに置いていました。楽日に数えたらなんと60本以上ありました。その大半は自分が飲んでます。
もう、当分、コーラは飲みたくありません。
ミチオは、コーンフレークばっか食べてる奴でもあります。
これは5箱くらい空けたのかな。喉に詰まっても芝居を続けないといけないのが大変でしたね。
床にぶちまけたりもしていたので毎回掃除が大変。でもしっかりぶちまけてました。
で、劇中にはこのコーラとコーンフレークの合わせ技があったのです。
どういうことかというと、口いっぱいにコーンフレークを頬張った状態で、思い切り振ったコーラの栓を開けて吹き出したコーラまみれになって口からコーンフレークを噴き出す、という(戯曲のト書きの指定ですよ)。
この合わせ技、稽古、本番とコーラ被りの回数を重ねていくうちに、どうすればコーラをダイナミックに吹き出せるかのコツが分かってきて、公演後半のステージではまるで噴水のように噴出させることが出来るようになりました(えへん)!
ミチオはこのように足を鎖でプレハブ小屋につながれているのです。
結構ズッシリ、そしてジャラジャラでしたよ、この鎖。
で、最後にはこんなことになっちゃうという(足を作成してくれたのは強力助っ人、村上裕くん)。
ミチオは自分とは全く性格のかけ離れた人間で、だから演じるのが面白かった。
この曲をヒントにして作っていきました。
なんでだろう、ミチオのことを理解して自分の中に見出すのにしっくり来たんです。
神聖かまってちゃん『美ちなる方へ』
『マシーン日記』をいま敢えてやると決めた時、「面白い戯曲なので面白い芝居にすることは最低条件であり、そこに自分たちにしかやれない何らかのプラスアルファを見出す」ことを目標にして、常に頭のどこかに浮かべながら稽古しました。
そして仕上がった作品は、松尾スズキさん自身が演出したものとは違う、しかしこの戯曲の面白さはしっかり体現する芝居になったのではないかと思っています。
我々の挑戦を見届けにご来場下さったお客様には本当に感謝しています。
本当にありがとうございます。
また、今回の企画、我々に惜しげもなく力を貸してくれた方々の存在なしには到底実現できませんでした。
この場を借りて、改めて御礼申し上げます。
今回の上演の為に集まったdaretachiの5人、今後はそれぞれに活動をしていきますが、よければご支援の程よろしくお願いいたします。
daretachiブログでも公演を振り返る記事をアップします。
よろしければご覧ください!