ちょっと待った!は通用しない 〜神保良介Blog〜

役者・神保が身のまわりのことやら自分に起こったことやら考えていることなどを書き綴った、その記録。

2011年07月

舞台

トレランス公演『アセンション日本』、終了しました。
直球で物議を醸す内容だっただけに不安も少なくありませんでしたが、思っていたよりも好意的に観て頂けたようです。

僕のスタンスとしては、主義主張があろうがなかろうが、それに相容れようが容れまいが、面白く観てもらえなければ意味がありません。
今回、賛否両論、さまざまな感想があったということは、しっかり観てもらえたということだと思うので、それはよかったと思います。

今回もまた、複数の役を演じまして(このところなぜかそういう作品が続いてますね)、衣裳の早替えなんかで舞台裏はけっこうバタバタだったのですが、その中でもメインといえる役は、福島第一原発で事故が発生した、あの緊急時に対処した警視正でした。

実際の出来事、それもまだ記憶に新しい出来事を芝居で演じるのは初めてでしたし、そのリスクや難しさは演出家も稽古の初めの頃から繰り返し言っており、演劇的な省略を用いたシーンの中でドキュメンタリーのようなリアルな演技を要求されました。
シーンに入る前には毎回、いまこれを演じることの責任を再確認して、舞台に出て行くようにしていました。

正に、今現在を描くことのできる演劇ならではの作品だったと思います。

ご来場下さった皆さま、応援して下さった皆さま、どうもありがとうございました。

次の舞台の予定は秋、野外劇に出演します。
どうなることやら。ご期待下さい。


↑ 初日のアフタートーク(ゲスト・飯田哲也氏)の模様。

☆各回のアフタートーク動画がこちらから見られます
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初日開けました。

ひさびさの中劇場サイズの公演なので、デカい声で台詞を喋っても、「ちょっとうるさいので声量落として」と注意されることもありません(いえね、小劇場で演っているとよく頂くダメ出しなもので)。

26日まで公演してます。お待ちしています。

『アセンション日本』公演情報、チケット予約はコチラ!
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汗びっしょり! もう、ダラダラボタボタ。

のっけから汚らしくてすみません。でも稽古しているとそんな感じになるのです。
この芝居、よく動くし、衣裳も涼しげな格好とは口が裂けても言えないし、ましてやこの暑さなので、当たり前なんですけどね。

初日が指折り数えるほどに迫り、急ピッチで仕上げにかかっています。

前回にも少し触れましたが、今回、劇中歌が何曲かあって、さすがキャストのみんな、耳が良くて、数回の練習で綺麗にハモっておりますよ。
そして気づけば僕は全曲参加しているのでした。


歌稽古の様子。

4月の音楽劇では低音パートで死に物狂いだった神保ですが、今回はなんと、主に高音パートを務めてます。
ホントはね、高めの音の方がとり易いんですよ僕は。

なおかつ、高音パートの男性は神保ひとりだけ、という曲が何曲かあります。
読む人が読めばちょっと心配になるような情報を晒してしまいましたが、音さえとれればそれほどむつかしくはない曲なので(今回は音楽劇ではないですし)、大丈夫、なはず、のような気がする…ええ。

そんなわけで、密かに、(音楽劇で散々苦労しといてよかった…)と胸をなでおろす今日この頃です。

公演はいよいよ今月21日(水)から。場所はお馴染み紀伊國屋ホール。どうぞお越しくださいませ。
メールでのチケット予約、承ります。詳しくは下記リンクへどうぞ。

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梅雨明けた! いつの間に!
そんなわけで、暑いからかなんなのか実は今くたびれてて、ブログ書くのちょっと億劫なんですけど、ここらへんで書いとかないと次はいつになるか分からない気がしたのでがんばります(笑)。

前回は上杉祥三さんとのプチ・エピソードを書いたので、今回は長野里美さんとのことを。
今回の芝居で過去に共演したことがあるのは長野さんだけ。2度目ということで、前回よりもなんとなく距離が縮まったように思います。

先日長野さんに、「神保くんの芝居見てると、やっぱり、勝ちゃん(勝村政信さん)とか松重(豊)くんに似てるなって思う」と、言われました。
そのお二人はニナガワスタジオの大先輩なので、似てるという指摘には「やっぱりそうなんだ」くらいの感じなのですが、過去に第三舞台の様々な作品などで一緒に演られている、他ならぬ長野さんからそう言われると、なんか、その言葉の後ろにいろんな歴史が感じられてちょっと嬉しかったのでありました。

ポスター
↑ 紀伊國屋書店新宿本店には、公演のポスターが貼られてます。

さて、今回の芝居、3月11日以降、次々に明らかになってきた原発を巡る問題を描いた作品です。
現実に起こった事象をすぐ作品にできるのが演劇の特性なのだと、分かってはいたけれど、今回改めて気付かされますね。
毎ステージ終演後にトークショーが行われる予定なのですが、芝居のアフタートークとしてはかなり珍しい方々がいらっしゃいます。

そういったタイムリーな題材を扱っているとなると、社会派の芝居? みたいなイメージをもたれるかもしれませんが、歌や生演奏もあったりします(4月の『線のほとりに舞う花を』で散々苦労したのに、こんなにも短いスパンでまたもや同じ道をたどることになろうとは…)。

やることが多くて、初日の幕が開くギリギリまで、おそらく苦労してるんじゃないかと思います。ひいい。
暑さに負けず、がんばろっと。
皆さんも夏バテ、夏風邪にお気をつけて。劇場でお待ちしています。

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7月。暑くなりましたね。
稽古場で終始、じんわり汗をかき続けています。

6月の終わりに稽古初日を迎えて、現在、初日まであと3週間くらいなのかな。
稽古する期間は、小劇場でやってるとだいたいひと月半くらいかけて作ります。
今回は丁度一ヶ月。ひさしぶりで気が引き締まります。

稽古場

ところで。

相手のことを呼ぶ時に、名前で呼ぶか、あだ名で呼ぶか。
僕の場合は、あだ名を聞かれれば教えますが、基本的には、苗字で呼んでもらうのでいい、てな感じです。

そんな神保も、過去に2度、芝居の現場で、珍しく下の名前で呼ばれたことがあります。
ひとつはKAKUTA、そしてもうひとつは2年前のトレランスの公演でした。

KAKUTAの時は、ワークショップで、「ニックネームもしくは下の名前を呼び合う」という時に下の名前を選んだことから、「リョウスケ」と呼ばれるようになりました。
その時は自分が最年少だったこともあって、下の名前で呼ばれるのがみんなに可愛がってもらってるように感じられて、うれしかったです(今でもKAKUTAの人たちに会うと「リョウスケ」です。やっぱりうれしいです)。

2年前のトレランスでの経緯は、初めは一人の共演者の方がたまたま僕を下の名前で呼んでいたのが、気付いたらそのカンパニーの大半の人からそれで呼ばれるようになっていました。

その時のキャストの中から今回出演するのは僕だけだし、いまの稽古場では下の名前で呼ばれていません。
ただ一人、上杉祥三さんは今回も「リョウスケ」で呼んでいて、2年ぶりの再会で、下の名前を憶えていてくれたのが、ちょっとうれしかったです。

僕の場合、「ジンボ」という苗字の響きにインパクトがあるだけに、滅多に下の名前では呼ばれないため、「リョウスケ」で呼ばれると、何かすごく特別な親しみを込めて呼ばれているように感じられて(まあ、それは錯覚なのだけれど)、それだけで楽しくなっちゃうのです。単純なもんだ。


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