ちょっと待った!は通用しない 〜神保良介Blog〜

役者・神保良介の出演情報やその他諸々。

2010年01月

公演が終わって、急に空き時間が増えた今日この頃です。
「空いた時間をいかに使うかは、役者にとってとても重要だ」と、どこかで読んだ気がしますが、いまは専らふたつのものに時間を費やしています。

ひとつめは、これ。
Look Back in Anger
3月に出演する『怒りを込めてふりかえれ』の原本です。

1956年に初演されてイギリス演劇界に革命をもたらし、「怒れる若者たち」という若手作家のムーヴメントのきっかけとなりました。
そんな名作を2010年の東京でどうやって演じるのか考えながら読んでます。
しかしまあ、よく喋る登場人物たちです。

そしてふたつめはこれ。
DVD
言わずと知れた『THIS IS IT』のDVD。
もちろん発売日に速攻で購入。

本編も映像特典も、つい何度も見返してしまいます。
このコンサートが実現していたら……。
本当に、本当に、物凄いものになったに違いないのに。

笑ったのは、バックダンサーについての映像特典で、
「皆、MJのパフォーマンスを見て育った世代なので、振付はもちろん知っていた。でもテレビを見て覚えていたため、いろんな箇所で左右が逆だった」
ということ。
すごく身に覚えがあったので。
テレビに映っているままに真似してしまうんですよね。


このふたつで自分的には充実してるんですけど、時間をもっと他のいろんなことにも使わないとなぁ。
とりあえず稽古が始まるまでに本とかビデオとかを整理せねば。
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『忘れ人』全公演終了しました。
ご来場くださった皆様、どうもありがとうございました。

今回の衣裳、おじさんぽい格好ということで試しに父親の私服を拝借して持参したところ、即決でした。
舞台稽古中、衣裳を着て暗がりの客席に座っていたら、「どこのおじさんかと思った」と言われました。ははは。
そんな自分の衣裳姿ですが、写真を撮るのを今回忘れてしまいました(季節に合わせて衣裳は4種あったのですが)。

楽日開場前
舞台装置が室内(部屋の中)という作品の経験がこれまであまりなく、というか1回くらいしかなく、ツリーハウスという今回の珍しい舞台設定は楽しかった。

この芝居では、そう長くない暗転の中、机の上に小道具を10点、他の場所にもう1点配置してから板つきで始まるという、考えてみたらなかなか大変なんじゃないかい、というシーンがありました。
明転と同時に演技がスタートするし、と同時に、暗転中にうまく小道具がセットできたかどうかも判明するという二重の緊張感がありました。
それも回を重ねるごとに速度、完成度共に上達しました。えへん。

「いくよっ!」
白石悠佳さんの決めポーズ(劇中で披露していたとかではなく)。

鹿野くん誕生日
楽日が誕生日だった鹿野良太くん。
本人は本番前の集合時にお祝いがあると踏んでおり、内心拍子抜けしていたらしいのですが、打ち上げの席でケーキ、花束、カードを贈呈しました。


約2週間後には次の芝居の稽古が始まります(そういえば今回の稽古も、その前の芝居が終わってから2週間後に始まりました)。
『忘れ人』では、なんというか、人畜無害なところのある役でしたが、次はその真逆をいくような人物を演じます。
さっそく次の作品モードに切り替えねば。
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初日が無事開けました。
無事と書いておきながら、最初の出番の直前にズボンのベルトのバックルがぶっ壊れた時にはちょっと驚きました。

で、2ステージ目も終わり。
ソワレのみなので、余裕を持って劇場入りできるのがありがたい。

客席もいっぱいでした。

そんな今回の公演もあと2日間で終わりとなってしまいます。
あっちゅう間です。
下北沢までお越し下さいませ。

『忘れ人』詳しくはコチラをご覧下さい

鹿野くん
カンパニーの皆から愛されている鹿野良太くんの開演前。
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劇場入口
本日、初日を迎えます。
当日券がございますので、是非、お越し下さい。
もちろん、前売り券もお求めになれます。

詳しくはコチラをご覧下さい

劇場のすぐ側に"肉巻きおにぎり"を売る店があって、舞台稽古が休憩に入ると、そこで買って食べている役者が多かった。
特殊な格好やメイクのいらない芝居だと、ちょこっと外出することが比較的楽なのが利点です。
とてもじゃないけど外に出るのが面倒くさい、というヴィジュアルを持った役の場合もありますからね。

で、そんな肉巻きおにぎりにがぶりつく中路英仁くん。
中路くんと肉巻き
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「劇」小劇場
毎日こつこつ稽古をして、気付けば劇場入りの日を迎えました。
慣れない朝の通勤ラッシュの電車に乗って、下北沢へ。

最後に下北沢で芝居したのは2007年の終わりごろだから、約1年ぶり。
他の劇場では知り合いの役者さんたちが公演をしたり、舞台稽古をしたりしています。
さすが芝居の町。

この肌寒い時期に、ほんわり温まるような、そんな芝居だと思います。
4日間5ステージのみの公演です。お見逃しなく!

『忘れ人』21日(木)から! 詳しくはコチラへ
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