ちょっと待った!は通用しない 〜神保良介Blog〜

役者・神保良介の出演情報やその他諸々。

2009年10月

THIS IS IT
観ました。

歌は凄い、ダンスには新しい動きがある、演出は壮大。
なかでも印象に残ったのは、Human Natureのパフォーマンス、格好いいイントロのダンスから始まるThey Don't Care About Us!
映像を交えたSmooth Criminalや3DのThrillerはどんなものになったのだろう。
興奮し、楽しみ、感動しました。

いつもは空いている平日の午後に、たくさんの人が観に来てた。
リハーサル風景が公開されることを完璧主義者のMJは快く思わなかったかもしれない。
けれど、こうして大勢の人たちが楽しみ、感動しているのを喜んだのではないだろうか。

意外なことに最後まで悲しくはならなかった。
スクリーンの中であんなに生き生きと踊り、歌う姿を見て、もういなくなってしまった人だとは思えなかったからかも。

表舞台からは何年も遠ざかっていたけれど、やっぱりバリバリの現役で、天才でプロフェッショナルで努力家で、変わらず格好良くて、やっぱり世界中の期待を上回るものを作り上げていた。
そのことがとっても嬉しかった。

本番では一体どんな凄いステージになっていたのだろうか。
映画を観たすべての人がそう思ってるよ、ありがとうMJ。
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ピンクのレース
『下谷万年町物語』4ステージ目が終わりました。
みんな疲れていますが、芝居の精度は上がってきているみたい。

今日は一日中天気が悪くて、花やしきは13時で閉園しちゃいましたが、我々はもちろんやりました。
そして無事、準備から終演までやり切りました。大変だったけど。

10月下旬ともなると、だんだんと冷え込みますね。
観劇の際はお手数ですが、防寒対策を万全にしてお越し下さい。

今回、オカマの役を演じていて、女性(またはオカマさん)はいろいろと大変なのだなあ、とつくづく思います。

メイク、衣裳にかける時間がいつもの倍になる。手数が増えるんですよね。
楽屋に戻る度にメイクが落ちていないか入念に確認したりして。
特に口紅がすぐムラになるのは、あれは仕方ないことなのだろうか。

それと単純に、スカートは冷える、ということ。トイレが近くなって困ります。
踵の高い履き物(といってもほんの少しなんですけど)を履いての姿勢や身のこなしに気を遣ったり(まあこれは人それぞれでしょうが)。

まあ、そんなこんなでやってきていますが、ここで3日間の休演日。
やったあ!
やっとここまで辿り着きました。
終日、男でいられるのは久しぶりです! ってなに書いてんだか。
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花やしき裏特設テント
無事、初日が開きました!
いやぁ良かった。
全12ステージ走り抜けます!

昔ご一緒した蘭妖子さんと日野利彦さんも観に来て下さいました。
蘭さんにお会いするのは『身毒丸』以来7年ぶりでしたが、覚えてくれてました。

花やしき裏に、上の写真のようなテントがどかーんと建っています。
ぜひぜひ、お越し下さい。
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花やしき前
ご覧のように、花やしきのエントランス横に『下谷万年町物語』の看板が立っています。
ここから右手の道を進んだ花やしきの裏手に、大きな青いテントが建っています。

作者の唐十郎さんを招いての通し稽古(唐さんは稽古後の講評も独特でした)、そしてゲネプロを経て、いよいよ、初日の幕が開きます。
約2ヶ月近い日々をこのために費やしてきたのです。
幸先の良いスタートを切るべく、カンパニー一丸となって頑張ります。

どうぞ、浅草へお越し下さい!
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夜の浅草寺2


初日までの日数が、日々減っていってます(当たり前だ)。

これまでは仮のものを身につけていたのですが、本番用の衣裳やかつらで稽古するようになりました。
素敵な衣裳です。古着屋で見つけたものを基に、衣裳さんチームが改造してくれました。
かつらも意外に見た目に違和感がありません(良い意味で)。
共演者からも「違う人かと思った」なんて驚かれたり。

本日の結論:結構似合っちゃってるんじゃない? (少なくとも自分ではそう思ってる)

ここではそれらを身につけた姿は公開できません(というか、しません)。
是非、浅草でご覧になって下さい。

きっと舞台上に可愛らしい化け物を目撃することでしょう。
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