ちょっと待った!は通用しない 〜神保良介Blog〜

役者・神保良介の出演情報やその他諸々。

2009年05月

悲しみにくれる精霊

5月18日は、国際博物館の日なんだそうです。

昨日「ルーヴル美術館展」を見に国立新美術館へ行ったら、記念プレゼントとして展示作品のフィギュア3つのうち好きなものひとつもらえるというので、特に好みだった「悲しみにくれる精霊」にしました。

ちっこいフィギュアにしてはなかなか細かく再現してますけど、実物は白さ、質感、そしてなにより大きさがありますからね。
いわゆる美術品以外にも、古代エジプトやローマの出土品なんかもあって面白いです。

ところで7月の出演舞台のチケットが発売中です。どうぞよろしく。
稽古が始まるのが待ち遠しい毎日であります。
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FROST/NIXON


「国宝阿修羅展」を見に上野へ出掛けました。
上野公園に着いてみると、平日の昼だというのにかなりの人出で賑わい。
「東京地酒と酒器うつわ祭り」「青空骨董市」ていうのをそれぞれやってたり。
あちらこちらに、修学旅行や遠足で訪れているのだろう子たちがたくさん。

そして案の定、博物館入口は混み合っていて「待ち時間50分」という掲示まで。
こりゃあかん、と他の美術館に行ったらそこも「待ち時間30分」。

そこで阿修羅は諦め、目的を上野界隈の散歩にスウィッチ。天気も良いし。
秋にやる予定の芝居の舞台がこの辺りなのでプチリサーチも兼ねて。
不忍池に下町風俗資料館というのがあるを見つけて入ってみたり。

途中、もう一度博物館に寄ってみたら70分に延びていた。というか、これまで博物館や美術館にも遊園地よろしく待ち時間なるものがあるとは知らなんだよ。

日比谷に移動してロン・ハワード監督『フロスト×ニクソン』。
言葉を駆使して相手を論破する、という対決構図が大好きな神保のツボにドンピシャ。
この映画に限らず原作が舞台作品の映画にはやはり好きなものが多いです。最近だと『ダウト』とか。
ニクソン役のフランク・ランジェラがすごくて、自己正当化と悔恨との狭間に陥る不正政治家のメンタリティがわかった気さえしました。

てなわけで、電池切れで写真が撮れなかったこともあり、前回に引き続き映画ポスターのアップと相なりました。
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GRAN TORINO

不肖、「いきものがかり」のことを「いきものがたり」だとばかり思ってました。
でも「いきものがたり」っていう名前も悪くはないわな?

ま、それはともかく。

クリント・イーストウッド監督『グラン・トリノ』。
前作『チェンジリング』も良かったけどね、これは上映後に「ああ、観てよかったなあ…」としみじみさせられた映画でした(ポスターのイメージとはちと違いますね)。

まあ前作の時は、多少お酒を召されていたであろうおじさんが隣の席で予告編の時点からすでに鼾をかいている(何度も小突いたんですけどね)という、予断を許さぬ状況下だったので。

今回はそういうこともなく、ストーリーがこちらの方が好みだったこともあり。
御年78歳で監督して製作して主演して。すごいわ。かっこいいなぁ。
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西美創造の杜美術館
そんなわけで、5月ですね。
素敵な連休を過ごせますよう。神保はひと足先に堪能してきました。

ニュースで観たかもしれませんけど、全国的に天候が悪かった今週の日曜日、北海道ではなんと雪が降りました。
行く前には桜の開花にタイミング合えばいいなと期待してたのに、雪っておい。
4月下旬に積雪があるのは30数年ぶりのことなんだそうで、珍しい時に居合わせたといえるのかもしれないけど。

北海道ではあちこち行きました。美瑛という町もそのひとつ。
旭川や富良野の近くにある町で、大小様々な丘陵と遠くに見える山々、その自然の中にぽつりぽつりと見える人家とのバランスが一体となって綺麗な景色を作り出していました。
あの、隠れた名所(?)“青い池”にも行きました。はっとするようなブルー。綺麗でした。

んで、なんで美瑛に行ったのかと言うと。
俳優の近藤芳正さんのユニット、バンダラコンチャ『相思双愛』の稽古場でちょこっとお手伝いしまして、昨日も行ってきたんですけど、先月お邪魔した時に出演者の榎木孝明さんに北海道へ遊びに行くことを話したら、美瑛に榎木さんの水彩画が展示されている美術館があることを教えてもらったのです(上の写真)。
美瑛の季節ごとの様々な表情を淡い色彩で描く榎木さんの絵は素敵でした。
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