ちょっと待った!は通用しない 〜神保良介Blog〜

役者・神保が身のまわりのことやら自分に起こったことやら考えていることなどを書き綴った、その記録。

2009年03月

シブヤ

小学校時代の旧友がやってるバンドが、合同ライヴに参加するというので、ほかの元クラスメイト2人と行ってきました。
数え切れないくらいのいろんな劇団があるように、バンドもまた無数にあるんだろうなあ、なんてことをふと思ったり。
いくつか聴いた中では、その友だちのバンド「専門職」が一番良かったのでなんだか安心。

ここ数年間、かつてのクラスメイトたちと会う度に、「誰々が結婚した」だの「する」だのといったニュースを耳にする。
そしてどちらかというと、男連中の比率が多いということ。なんかちょっと意外。
みんな大体、とどのつまりは「いろんなタイミングが合ったから」決め手になったってことらしい(勘違いしてたらごめんなさい)。
まあ、30が近づいてきている年齢ではあるので、そうなるっちゃあ、そうなるのかな。

ふと驚くのは、いつの間にか自分達がずっと年上だと思っていたキャラクターたちよりも年長になってしまっていたこと。
なんと、今や、サザエさん(今現在、マスオさんとは同い年らしい)や、ドロンジョ(ところで映画『ヤッターマン』は面白かった)より年上なのだ。
ドラマ『東京ラブストーリー』の登場人物4人より年上になってしまっていたと知った時は、たまげた。
まあ、考えてみりゃ当然なんだけど。
それこそ小学生の頃観ていて「なるほど、これがオトナの恋愛なのだなあ」なんて思っていたのにだ。

それとは全く関係ないが、昨日で深夜のラジオ番組『放送室』が終わってしまった。ちょっぴり寂しい。
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にしすがも創造舎

いつもそうなんですけど、公演が終わった後の最初の1週間って、気付けばいつの間にやら1週間過ぎていた、みたいな、あっけない感覚に陥ります。

そんな、公演が終了してからちょうど1週間後の今日は、さいたまゴールド・シアター『95kgと97kgのあいだ』を観に、にしすがも創造舎へ。

にしすがも創造舎の体育館は、一時期は蜷川作品の稽古場としてよく使用されていた施設で、僕もかつては、稽古や見学のために頻繁に通っていた、勝手知ったる場所ではありますが、公演会場として使われている時に来たのは初めてでした。

ちなみに、この『95kgと97kgのあいだ』という芝居の基となる作品の再演に神保は出演していました。
『真情あふるる軽薄さ2001』という作品だったのですが、その時は、とにかく怒られまくって、どんどん出番が減らされていったという、自分にとってはちょっとしたトラウマの芝居でもあります。
それに加えて、今作にはかつて一緒にやっていた先輩後輩の役者さん達が大勢出演していることもあって、懐かしくもあり刺激的な観劇体験でした。

大変なこの芝居を、ゴールド・シアターの役者さん達が全存在を賭けて演じている姿は本当に感動的。

で、終演後のとある飲みの席にお邪魔しちゃいました。
バックグラウンドが同じというか、共通言語みたいなものがある人達と久しぶりに話すのが楽しく、終電になるまで残ってしまった。

やはり、僕にとって最も刺激となり明日への活力となる芝居は蜷川さんの作品なのだと思わされます。
いつも、自分も負けないぞがんばろう、と思いつつ家路につくのです。
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青年のアクセサリ

日曜日に昼公演を終えて劇場からの撤収を済ませ、歌舞伎町に移動して楽しく打ち上げ(眠くなるかと思ったがならなかった)して、帰宅したのが昨日の午前7時過ぎ。
床に就いたのだけれど3時間くらい寝たところで目が覚めてしまい、そこから眠れなくなったので、起きて普通に過ごしていた。
その晩にはサイモン・マクバーニー演出『春琴』を観に行った。
面白かった。集中して観劇できた。
で結局、眠気も疲れも特に感じないまま一日が終わった。

そんな自分がちょっと不気味だ。
何なんだ自分。大丈夫か自分。
最後にまる1日休んだのはひと月以上前だぞ。
へとへとの放心状態になるんじゃなかったのか。
ていうか実際、公演中はかなりしんどかったのだが。

……ま、いっか。

今日になってもやっぱり変わりがないので、ダンスレッスンに行ってきます。2ヶ月ぶりだあ。
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ガード下
今回の芝居の舞台は“ガード下”でした。
オープニングで車道を走るバイクに神保は毎回轢かれかけていました(もちろん芝居で、です)。
ガード下なのでときたま頭上を電車が通ります。
奥の壁にはいくつか仕掛けがありました。

裸舞台
ちなみに、セットも何も無い状態がこれ。
2月あたまに、劇場の下見をしたときの写真です。
脚本の清末浩平氏、演出の中野敦之氏、舞台美術の大泉七奈子氏が何やら相談しています。

やめてー!
最初に登場するカラスおばさん(ワダ・タワー氏)は石を投げつけられます。
神保は、石を投げつけてから携帯電話で写真を撮る、という芝居をしてたのですが、楽日は実際に撮影を試みました。
臨場感がありますね。

鏡前
最初の出番を終えて楽屋に戻ってきたワダ・タワー氏を激写。
神保もこの後まもなく出番のため、衣裳を着ています(申し遅れました、“青年”という役を演じました)。
実際に舞台上でワダさんと絡むことはほとんどなかったんですが、二人とも舞台に出るたびに汗びっしょりになってました(よく見ると写真のワダさん、何かで自分を扇いでいます)。
二人ともどちらかというと汗かきな上に、かなり暑い格好なのです。

コート姿
僕の暑い衣裳というのがこの、劇中で着ることになるコート。
このコート、なかなか格好いいのですが、分厚いわ重たいわで、着た途端どんどん汗が噴き出してきて、第一幕の終盤では毎回どえらいことになってました。
写真は第一幕が終わって休憩中にひとまず汗を拭いてから撮ってもらいました。

女とカラスと青年
左から熾田リカさん、水野香苗嬢、僕。楽屋で並びの席でした。
(それと写真には写っていませんが浅倉洋介さんも)
劇中でも僕の役と深く関わる2人でした。
疲れていたり本番に向けて集中したりしたかったろうに、僕の、あまりタイミングを考慮しないおしゃべり(どーでもいい話から、芝居に関する話、愚痴に至るまで)に、いやな顔ひとつせずに付き合ってくれました。

熾田さんは、「この人がいなかったらこの現場はどうなっていたことか」と皆が口を揃えるくらい、いろんな心配りをしてくれました。いつも楽しそうに笑って話を聞いてくれます。僕が着るコート、毎回どこかしらが破れたり裂けたりしてしまっていたのですが、熾田さんが縫って直してくれていました。
水野さんは、僕が日々楽屋でちょっかい出してきても「いい加減ほっといてよ!」などとは決して言わず、適宜、受け流したり受けて立ったりしてくれた、自然体の女優サン。努力家で、彼女とのシーンが回を重ねるごとにどんどん面白く、良くなっていくのが楽しかった。

楽屋内で開演までしゃべっていたのは、毎回、基本的にはこの3人(主犯は神保でしょうが)。
そう考えたら、楽屋にいる他のみんなに悪かった気もします。
でも、お陰で楽屋で煮詰まることなく、楽しく過ごせたんだ。ぜ。
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『カラス』全ステージ終了しました!

打ち上げが終わり、今は公演が終わってしまった寂しさよりも、むしろ清々しい気持ちで家路についています。
そんな気持ちになっている自分に少し驚いています。何なら元気であると言ってしまっても良いくらいです。
怒涛の11日間15ステージを無事やりきれた解放感からでしょうか。

素敵な出会いに感謝。
ご来場くださった皆様、そしてスタッフ、キャストのみんな、ありがとうございました。
おつかれさまでした!
左より、水野香苗嬢、浅倉洋介さん、佐丸徹さん、尾崎宇内くん、ワダ・タワーさん、宮崎敏行さん。
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