ちょっと待った!は通用しない 〜神保良介Blog〜

役者・神保良介の出演情報やその他諸々。

2009年01月

オバマ大統領就任式の中継を見ていました。

アメリカ内の各地だけでなく、ほかの国々で式の様子をじっと見ている人たちが映される。
極東の一国に暮らす自分もまた同じようにこの瞬間、式の様子を見ている。

オバマ大統領がどんな演説をするかに興味があった。

選挙戦の時の様に煽ったり熱っぽくなったりはせず、しかし強い信念を感じさせられました。
お祭りはもうおしまい、これからはみんなで取り組む時だ、ということなのか。

印象に残ったのは、正面を切らずに絶えず向きを左右に切り替えながら喋っていたこと。
どうしてかなと思ったのだが、常に左右に振っている方が動きのある画になるし、ひとりひとりに語りかけられている実感がより生まれるんではないかと思った。勝手な想像だけど。

スピーチ上手いなあ。
一方通行になっていないし、難しい言葉は使わないけど、時々凝ったレトリックを入れていて。
緩急自在、淡々と進めて次第に力を込めていったり。ふっと溜めを入れたり、間のとり方など、勉強になりました。
いつかスピーチをする機会があれば、参考にさせていただきます。
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外を歩いてても、寒いとスピードが自然と上がりますね。
普段10分くらいかかる道のりを5、6分で着いちゃう。

体感温度は実際の気温より寒く感じるでしょう、みたいなことを天気予報でよく言ってるけど、じゃあそんなに最高だ最低だって気温の話しても仕様がないんじゃないかしらん。

CDつきマガジン「落語 昭和の名人『古今亭志ん朝 壱』」が売れてるらしいですね。
落語は好きだけど咄も落語家もあまりよく知らない僕みたいなのも買ってるくらいだから。
まやっぱり490円という安さに惹かれたのがあるんですけどね。
で、発売日に買っときながらいまごろになってやっとCDを聴いたんですけれど。
「夢金」も「品川心中」も、殺すだの死ぬだのって内容なのにからっとしてるのがいいです。
志ん朝師匠は早口で調子がよくって、江戸の空気が伝わってきます。滑舌がいいなあ。聴いた後には江戸っ子口調がうつってしまった。

この先もちょっと興味がある落語家さんのやつは買ってみようと思います(次からは1190円になっちゃうけど)。
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初春大歌舞伎
歌舞伎座で「壽初春大歌舞伎」夜の部を観て来ました。
お目当ては三島由紀夫作『鰯賣戀曳網(いわしうりうこいのひきあみ)』だったんですが、面白かった。勘三郎さんの芝居に笑いました。
お正月ってことで舞台も客席も華やいでいて、いいですね。

正月は、いとこの子どもたちと遊んだりもしました。
6歳と4歳(だったかな)。おそろしく元気です。エネルギーに満ち満ちています。
何しろペース配分を考えていない(まあ、考えてたらむしろ不気味ですが)。
三十路が見えてきた身にはなかなか大変です。

僕は、子どもたちに対して、どちらかというとテンション抑え目で接するのですが、なぜだか懐いてきます。

子どもの出演者(いわゆる子役ね)がいる舞台のときでも、どういうわけかいつも最終的には自分のところに群がってきます。
気付けば、仲間のひとりみたいにされてしまうこともあります。
結局、自分が子どもっぽいってことか?

2009年もどうぞよろしくお願いいたします。
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