ちょっと待った!は通用しない 〜神保良介Blog〜

役者・神保が身のまわりのことやら自分に起こったことやら考えていることなどを書き綴った、その記録。

2007年08月

いや〜、思い返せば返すほど、いいカンパニーだったなあ。是非またいつかみんなと一緒にやりたいです。
初演から続投の方が多い中、今回の再演に参加することができて、本当に良かった。


コメントを下さったみなさま、本当にありがとうございます。地方公演が始まってからは、ひとりひとりにお返事を書くことが出来ず、申し訳なく思っていましたが、でも、すべて読ませていただいていました。
応援ありがとうございます。とても励みになりました。
そして、それ以上の数の方々がこのブログにアクセスしてくださっていたわけで、嬉しいです。
劇場の外で、「ブログ見てます」と、声をかけていただいたこともありました。面と向かって言われると、なんだか気恥ずかしい。ありがとうございます。
これからも、たまに覗いてみてくださいね。


イズミティ21大ホールでは、客席を使った入退場の大半が、いちばん後方の扉を使うことになり、移動距離が更に伸びました。
ラスト、僕が出てきて第一声を発するところから見える景色は、こんな感じ。
ここからみんなのいる舞台の方へ走っていきます。
ジェイキス登場時の視点

で、これくらいまで近づいたところで、知らせを伝えるわけです。
ここも他の公演地に比べると舞台から遠かった。
ジェイキス停止位置の視点


劇中で食べていたパンは、公演地ごとにそれぞれの良さがありましたが、個人的に好きだったのは大阪のかな。それ単体でも食べやすいのと、ほんのり甘さがあるところが。

舞台から見たシアターコクーン客席。木の根元に見えるのが、二幕一場で僕が摘んでいたキノコ。<東京>
キノコ


人気者だった、坂本メイ嬢。ごくろうさまでした。<東京>
坂本メイ嬢


森に暮らす貴族。この格好は暑かったなあ。<仙台>
貴族


ジェイキス。この髪型ともお別れかぁ。
口髭は終演後に楽屋で剃っちゃいました。<静岡>
ジェイキス2ジェイキス1

森へ攻め寄せていたフレデリック公爵が改心し隠遁したという、唐突といえば唐突な知らせを伝える役割でした。
長兄オリヴァーの突然の改心といい、“ご都合主義な展開”で片付けてしまえばそれまでですが、稽古の途中で、これにはひょっとしたら、「生まれつき悪い人間などいないはずだ、どんな悪人でも悔い改め、やり直すことができる」という作者の思いが籠められているのかもしれないと思うようになりました。
せめてお芝居の中では、そういうことが起きてもいいじゃないか、人間を信じてもいいじゃないかという、シェイクスピアの、祈りにも似た願望が。


もしこの芝居がみなさんのお気に召し、記憶の片隅で生き続けるならば、このカンパニーの一員だった者として、こんなに嬉しいことはありません。
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と、いうわけで、とうとう終わってしまいました。
これまで自分の生活の中心であった作品が終わりを迎え、ずっと一緒にやってきたみんなに別れを告げる。
何度経験しても、喜びと寂しさが同居した、何とも言えない気持ちになります。

今日のラストでは、ジェイキス役としての喜びと、千穐楽を迎えられた喜びとが一緒になりました。そこへお客さんの喜びも加わって、会場全体が喜びに満ち溢れているように感じられました。

カーテンコールでは、スタッフのみなさんから我々役者たちへのプレゼント、花火が降ってきました! きれいだったな〜。ありがとうございました!

各公演地での千穐楽カーテンコールでは、オリジナルのGoin' Out Westが流れました。
東京公演の楽日では嬉しいサプライズでした。地方公演になってからは、これを聴くと、「よっしゃー!! 終わったー!」と、気持ちが高揚しました。
そして今日、この曲が聴こえてきたときには、自然に笑みがこぼれてました。

振り返れば、様々な出来事が次々によみがえり、思いが溢れ、なかなかうまくまとめられません。
この幸福な気持ちを抱いたまま、眠ることにします。

仙台大入袋
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『お気に召すまま』は今日、全51ステージ公演の幕を閉じました!!
とってもいい気分です!

いや〜、笑顔で終われて本当に良かったぁ。
客席ダッシュも全ステージ、一度も転ばずに済んで良かったぁ。

この作品に参加できたことを誇りに思います。

みなさんどうもありがとう!

また帰ったら書きます。
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第一部の終わり頃のシーンで微かに、ドーンドーンという音が聞こえてくる。
近くで花火大会をやっていたのだ。
休憩時間に表に出たら、ちらっとだけ見ることができた。今夏初めての花火だった。

と、いうわけで!
とうとう残り1ステージ!
終わってしまうのは嬉しくもあり、寂しくもあり。

こちらも素敵な花火を打ち上げてみせます!

明日も頑張ろう!
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さあ、仙台公演の幕が開きました!

長かった公演の日々もあとほんのわずか。
いまとなってはシアターコクーンでやっていた頃が遠い昔に思えます。

恒例の(?)劇中でのパン報告、仙台では平ぺったくて軽いものになりました。おいしいです。

客席での芝居については…また次にでも書きます。

初日の今日、客席で転ばないように気をつけていたのに、カーテンコールでお辞儀をして、舞台奥へ去ろうと振り向いた時に、なぜか足が滑ってこけました。
起伏が全くないところだったのに。恥ずかしい。

では明日も張り切らさせていただきます!
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『お気に召すまま』最後の公演地、仙台にやってきています!

仙台も、公演会場のイズミティ21大ホールも約5年半ぶり、2002年に『身毒丸』で訪れて以来になる。
いや〜、懐かしい〜。

ただ、あの作品では客席に一度も降りなかったので、やはり今回、新鮮である。

昨日舞台稽古をしてみた感じでは、なんというか…少し大変かな。
でもお客様には隅々まで喜んでいただけるだろう(まあそこまで大したことでもないのだけれど)。

というわけで、ラスト4ステージ!
ご期待ください!
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髪型の話です(今回も多少のネタバレあり)。


今回、複数の役を演じているので、役柄ごとに外見を変えている。
衣裳はもちろん、髪型も変わる。

ひとつめは通常の自分、つまり、役者・神保役。
なので、ここでは髪はいじっていない。

次は、フレデリック公爵に仕える貴族役。
髪型をぺったりした七三分けっぽい頭にしてもらう。
他の人たちも付け毛を装着するなどして、なかなか独特の髪型をしておられるのだが、「お前のかつらが一番面白いな」と言われたこともある(地毛なのだが…)。
確かに我ながら、可笑しい頭に仕上がっている。これだけやってきてるのに、いまだに自分を見て笑える(ちょっと自虐的なのかもしれない)。
そんな自分を写真に収めたいのだが、早替えで時間がない上に、退場する頃には髪がすっかり乱れてしまっているので、残念ながら無理。

みっつめは、宮廷の暮らしを捨てて森で暮らす貴族役。
この時は帽子を被っているので髪型は関係ないのだが、付け髭をしている。
初めのうちは、もじゃもじゃの髭を生やした自分の顔を見る度にものすごく違和感があったのだが、いつの間にか見慣れて、今や、「なんだ、結構似合っているじゃないか」とまで思えるようになった。
人間何事も、慣れ、なのだな。

最後は、サー・ローランド・ド・ボイスの次男役。
髪を後ろに束ねポニーテール風の付け毛を装着し、あとはヘアアイロンで地毛をウェイビー(というのかなあれは?)にしてもらう。
自分で言うのもなんだが、ふたつめの“ぺったり七三”とはかなり別人に見える。
なぜか一度、「お前さ、昨日、かつらずれてなかった? 笑いそうになったよ」と、共演者の方に言われたことがあったが、あれ、ほとんどが自分の髪である(なのにずれているように見えた自分の頭って一体…)。
だから終演後は、いつもウェイビー・ヘアのまま帰る。


そんなわけで、今回の僕の役、ヘアメイクさんの手腕無しには実現しないのです。
人って、ヘアスタイルによって、(見た目も内面も)だいぶ変わるものですよね。
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静岡で観劇された方、既に東京や大阪でご覧になった方と、いろんな方々からコメントをいただいています。どうもありがとうございます!


この作品、稽古ではシアターコクーンの空間に合うように作られ、地方公演が始まってからはそれを、その会場に合わせて対応・調整している。
特に、今回のように客席通路を多用していると、会場の大きさによって芝居のタイミングや時間が変わってくるため、入念にチェック。

演じる側としては、会場が変わっても遜色ない芝居を見せる、というところに、やりがいがある(と、本作品で実感している)。

静岡市民文化会館大ホールは広かったので、客席通路での移動速度が全体的に速まった。
僕の役の登場では、中通路から、段数にして11数えるところまでのダッシュ。
移動にあまり時間をかける訳にはいかないので急いだら、勢いがつきすぎて危うく定位置で止まれなくなるところだった。

そういえば、声はよく響く会場だったけれど残響があって、台詞を喋っているそばから、自分の声がエコーで聞こえてたな(かなり声張り上げてたし)。
ちゃんと届いていたでしょうか。

あと、オープニングでの入場扉が、これまでは上手側と下手側の二手に分かれていたのが、この会場では同じところからだった。
全員が一箇所に集まって開演を迎えるのが新鮮で、なんだか、より一丸となっている感じが良かったな。


まあ、そんなところで、今日はのんびり休ませてもらってます。
結局、あんまり気温が下がらないですね。
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と、いうわけで、あっという間の4ステージを終え、静岡公演に気持ちよく幕を下ろすことができました!

これで残るは仙台のみ。静岡同様、次もあっという間、なのかな。
ついに終わりが見えてきましたね。

ひとつの舞台が終わるというのは、感慨深くもあり、寂しくもあります。
中学や高校を卒業していくのに似た感覚、と言えば分かっていただけるでしょうか。
稽古・本番と3ヶ月近く、共に濃密な時間を過ごしてきたカンパニーが散開するのですから。

まあそれはともかく、残りもこれまでと同様に、毎ステージしっかりやるのみです!
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オープニングで舞台へ出て行って、まずお客さんの多さにちょっと圧倒される。
見渡す限りお客さん、みたいな眺め。

というわけで、静岡公演が始まりました。
なが〜い客席通路を疾走しています。
こちらでの劇中のパンは、ずっしりと質量があり、案外、こういうのがリアルなのかも、と思いました。
この小屋の、声の反響の具合が、我々の歌を上手く聴こえさせている、らしい、です。

全4回公演だけれど、一回にご覧になるお客さんは東京や大阪の2ステージ分以上。

今日も張り切って2回公演を務めます。
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