ちょっと待った!は通用しない 〜神保良介Blog〜

役者・神保良介の出演情報やその他諸々。

2007年07月

東京公演全30ステージ、無事終えることが出来ました。
ご来場下さったみなさん、応援してくださったみなさん、どうもありがとうございました。
まずはひと区切りついたわけですが、まだまだこれから。
この30ステージの間に自分の芝居はだいぶ変化しました。
8月も、更なる発展を目指し、張り切ってやっていきます。

まずは大阪でご覧になる予定の皆様、どうぞお楽しみに。

今回の公演プログラムで、『劇場や稽古場で愛着のある場所は?』という質問に答えているが、この一ヶ月間では間違いなくここがそうだった。
センター下手寄りの客席通路D列。僕が演技をしていた場所。
ダッと走ってきてこの位置に立ち止まるため、手前で止まったり通り過ぎたりせぬよう、頭の中で『1、2、3、4、5ストップ!』と段数を数えていた。
劇場が変わったらどうなるのだろう。
まあ、その都度考えるか。
客席大入袋
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昨日で全公演の中日を過ぎた。まだまだ続くよ。

来たる29日(日)は参院選投票日だが、東京公演の楽日でもあり、そしてBS-hiでは蜷川幸雄特集の一環として『間違いの喜劇』を放送する日でもある。

東京公演が終われば、大阪に行くまでの間、数日休めるのが嬉しい。
投票は僕は既に済ませた。
『間違いの喜劇』では、小栗旬くん演じるアンティフォラスを取り押さえようとして、舞台から蹴落とされていた。

そんなわけで、29日はいろいろ盛りだくさんな日である。

サントリーDAKARAのオマケとして付いている「ピグリンの回転舞踏会」。
バレエのポーズをとったピグリンが、磁石でくるくる回るようになっている。
差し入れとしてうちの楽屋のみんなが頂いたのだが、僕がそれで事あるごとに楽しそうに遊んでいるのを見て、みんながオマケをくれた。お陰さまで全6種類揃って僕の鏡前に並んでいる。
ピグリン
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今週(休演日から休演日までの1週間のこと)は、1日2回公演の日が3度あり、ここらへんが東京公演における正念場となっている。
オープニングの入場、公演が始まった頃は「よし!」と軽く気合いを入れて走り出していた我々(上手サイド)。
それが今や、「うっしゃぁぁいぇぁぁぁぁ!」みたいな声を上げて駆け込んでいる。
まあ、それくらいやらないと入っていけないということで。
扉付近の席のお客様は、こちらが入場する前に、その掛け声で一体何事かと振り返っているような気がする。

毎日、開場前、みんなで劇中歌の練習をする。
ある時間帯になるとなんとなく舞台上に集まり、歌を合わせておくのだ。
先日もいつものように集まると、小姓役の子たちも客席で歌の練習をしていた。
芝居をご覧になった方にはお分かりいただけると思うが、小姓たちは2人だけで見事にハモり綺麗な歌声を聞かせてくれる。
歌い終わると、そこここでウォームアップしていた役者たちみんなが拍手。
そのノリで、じゃあ我々も同じ小姓の歌を歌ってみよう、と歌ったら、周りから「きたない歌にするな」と野次られた。
いろんなことがあって実に楽しい現場だ。

明日も精一杯務めます。
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本日、東京公演の中日。
稽古期間も含めたら、この作品と付き合い始めてひと月半くらいになるのか。

そして今日は休み明けの一発目。
傍から見たらどうかはわからないが、僕個人の感触としては、ここに来て再び新鮮な気持ちでこの芝居と、役と、向き合えそうな気がした。
まだまだ先にいけそうだし、いかなければならない。

しかしまあ、舞台も暑いが、客席も熱い。
その熱気に負けずにやっていきたいものである。

ところで、公式ブログで見られる舞台写真のうち、4枚目の右端に写っているのが神保です。
「あれ、自分てこんなだっけ?」とよく考えてみたら、写真は舞台稽古時のもので、本番では衣裳も付け髭もちょっとだけ変更されたのでした。
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台風接近のためだろう、日曜なのに渋谷は人が少なかった。
劇場にも空席がちらほら目立った(遅れて入場してきたお客さんもいたけど)。
台風の影響で来られなかったのかな、残念だったろうな。

写真は14日の昼公演終了後、主演カップルがみんなに差し入れしてくれた引き出物ならぬ、お弁当。

弁当1弁当2
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