ちょっと待った!は通用しない 〜神保良介Blog〜

役者・神保が身のまわりのことやら自分に起こったことやら考えていることなどを書き綴った、その記録。

2007年06月

稽古場での作業は本日でおしまい。もっともっと稽古したいような、したくないような。
稽古終了と共に、衣裳や道具類などは搬出されて劇場へ向かい、いままで稽古してきた仮の舞台装置はバラされる。

でもって次からは劇場での稽古。
毎度のことながらわくわくするのが、本物の装置が建ち、照明が入るのを見ること。音響にも立体感と迫力が増し、身体に響いてくる。
といっても実は、舞台上に立っている役者には、どんなに見事で綺麗で迫力があるのかがあまりわからないものなのだが。
とにかく、それらに負けぬようにこちらも更に頑張らねば。
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昨日、27歳になった。
僕は、見た目が老けていたのか、言動に若々しいところが少なかったのか、その両方なのかはわからないが、とにかく20歳前後の頃からいまぐらいの年齢に見られることが多かった。
じゃあいまは30代半ばに見られるかというと、そんなことはない(と思う)ので、外見と中身が一致してきたということだ(と思いたい)。

そして気づけば、おお、実質的な稽古期間はもう1週間を切っている。
早いものだなあ。

今回のキャストには、ニナガワカンパニー・ダッシュ時代の先輩方を含め、過去にご一緒させていただいたことがある役者さんが通常より特に多い。一同に会している感さえある。
プロの舞台に出始めたばかりでわからないことだらけの、それこそいまの年齢くらいに間違われていた頃から、いろいろ教えてくれた人たちといま、一緒にやれることが楽しい。
今回もいろいろ教えてもらっている。
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さいたまゴールド・シアター公演の幕が開くためこちらの稽古はお休み。

携帯電話の機種変更をする。
これまで使っていたSony Ericssonのものは、ジョグダイヤルで操作できるところが気に入っていて長くにわたり使っていたのだが、さすがに古くなってしまった。
見たところ、残念ながら現在はジョグダイヤルがついている機種はないようで、そこそこ新しめの、機能がシンプルなやつを購入。

映画『キサラギ』を観る(小栗旬くんが鑑賞券をくれたのだ)。
いやはや、面白い!
ワンシチュエーションもので登場人物は5人、それでもぐいぐい惹きつける。
個性豊かで素敵な役者さんが揃ってるが、そりゃこの脚本を読んだらやりたくなるわ。
それぞれの登場人物の粒立て方やストーリー展開の仕方などから、ひょっとしたらもとは舞台作品じゃないかと思ったら、ホントにそうだった。舞台が原作の、歴代の映画作品群の中でも、これは見事である。
ついでに言えば客層が程よくばらけていたのも好印象だった。

話は全く変わるが、女子高生はこんなに暑いのにも関わらず、なぜにブラウスの上にスクールベスト(というのかあれは?)を着ていて平気なのだろう。
自身が高校生の頃から疑問に思っていたことで、当時も尋ねてみたが、なんとなくはぐらかされてしまった感があり、いまだによくわからない。

そんなこんなでオフの日は過ぎゆく。ついに蒸し暑くなってきた…。
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稽古終了後に、キャストの誕生日祝いがありました。
今回誕生日を迎えたのは、外山誠二さん、杉浦大介さん、そして僕。三人とも誕生日が近いので、一緒に祝っていただきました(僕の誕生日はもう少し先の24日です)。

ケーキケーキと私










7年間くらい芝居をやってきて、いままで稽古場で誕生日をお祝いしたことは何度もあったけれど、自分が祝ってもらったのは初めてでした(6月中に稽古や公演をしていたことがなかったため)。嬉しかった〜。
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演劇というものに全く触れずにいままで生きてきた人に、自分は舞台役者をやっていると言うと、なぜだかミュージカルを連想され、歌って踊ることを得意とする奴だとカン違いされてしまうことがある。
僕は、上手いかどうかは別にして、踊ることは好きである。劇中で殺陣をするか踊るか、どっちか選べと言われたら、おそらく踊りを選ぶと思う。

で、歌である。歌うことは、まあ嫌いじゃないが、人前でとなるとあまり気が進まない。カラオケには行きたくない種類の人間だ。
もちろん、普段の自分と演じている時の自分とは別ではある。
この芝居、初演をご覧になった方はご存知のことと思うが、ちょこっとみんなで歌う場面がある。
そんなわけで、歌うことがまあまあ好きな人間になって張り切ってみている。
ちなみに今回僕は踊らない。ちと残念。
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またこの話かよと思われるかもしれないけど、暑い……。
昨日は、関東甲信越は梅雨入りしたというし、夕方過ぎたら肌寒かったので、そのつもりで今日服を選んで出たら、暑いのなんのって!
そんな僕と同様に梅雨入り宣言にひっかかった(?)であろう方々が今日は多く見受けられました。残念でしたよね。

んで、これまた繰り返ししつこいようですが、今回の芝居は再演。
既に一度作り上げたことがあるものなので、演出面では(ヴィジュアルや音楽や音響効果なども含め)、何を、どんな風にやるべきかがもう決まっています(もちろん修正、変更もありますが)。
決まっているため、稽古するシーンを先へいこうと思えばどんどんいけるわけです。
となると、自分ではそれなりに用意して備えてはいるものの、そこはやはり「うぇ、あ、ちょ、ちょっと待って?」という気持にもなるというものですが、それはあくまでも内面であって、表向きは自信を持って出ていきます(期せずしてこのブログのタイトルとリンクさせることができました)。
そしてその一方で、演出面は出来上がっているがために、役者の演技への注文が更に厳密に、更に細かくなっていきます(ありがたいことです)。

で、結論はというと、役者は、特に再演に初めて出る役者はそんな状況下で必死になってるわけだという、なんだ前に書いたことと同じじゃないかということです。
そんな稽古は厳しいのですが、同時に楽しくもあり、この矛盾を文章で説明してわかってもらうのは難しい。
ま、そんなところです。
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なんだか夏日である。
湿度はまだそれほどでもないから過ごしやすいけど、それでもけっこう暑い。今年は春物の服の出番があまりなかったように思うが。

それで今回の芝居、舞台は森の中で、「冬」という単語が度々出てくることもあって、ほとんどの人が毛皮とかコートとか毛糸の帽子とかを身に纏い、なんだかんだでけっこう厚着である。

ふだんの生活では出来ないような出で立ちになれて楽しいし、なかなか格好いいのだが、いかんせん暑くて汗だらだらである。まあ、こういうのは初めてではないし、慣れっこではあるのだけれど。
しかしこういう衣裳で、繰り返し稽古して、真夏に公演してたら、最終的には痩せ細ってしまうのではないだろうか。
ちゃんと食べるようにしようっと。
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ということで、稽古の日々が始まった。
こうなると、何を書いていけばいいのだろう。
稽古の内容はネタバレになり得る(といっても一度上演した芝居なのだからネタバレということもないのかもしれないが)ので詳しく書くわけにはいかないし、なかなか難しい。

この芝居、僕は初演には出演しておらず、今回が初参加。
過去にも『身毒丸』と『リチャード三世』の再演に出演して同じ経験をしたが、これがなかなか厄介なものである。初演から出演している人達とはスタートラインが違うからだ(ついでに言えば、僕は、初演に出演した作品の再演版にも出演する、という経験がまだない。いつかしてみたい)。
で、今回は、出演者の約7割方が初演参加組なので、がんばって追いついていかなければならない感がなきにしもあらずである。
再演の場合、新作を稽古するときとはやり方が多少異なり、初演で作り上げられたこと、他の役者さんがやったことを、踏襲するところは踏襲しつつ、自分ならではの演技を見つけていくということになる。

ところで、初演から3年が経って、改めて作品を見つめなおしたとき、役者も、そして演出家も、前回の解釈や表現をアップデートしたくなってくるようである。
というわけで今回の再演、初演の再現ではなく、いま現在このカンパニーで創る新たな『お気に召すまま』になるだろう。
これは嬉しいことである。というのは、最終的にどういう形になるのかが不確かだからこそ、モノ創りはわくわくするから。
と書いていると、余裕綽々なようにも読めるが、本人はもちろん、必死で真剣である。
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シェイクスピア作品への出演は『リチャード三世』『間違いの喜劇』に次いで3本目となる。
シェイクスピア・シリーズを手がけている演出家のところにいるにしては出演本数が少ないといえなくもない。
だからというわけでもないけれど、僕はシェイクスピアにはさほど思い入れはない。

それでも、ロンドンのグローブ座や、シェイクスピアの故郷ストラットフォードに行ったときには、テンションが上がった。
「あ、シェイクスピアって本当にいたんだなあ」という、何を当たり前のことを、と突っ込まれそうだが、そういった感慨がこみ上げてきた。
400年くらい前に外国の人が書いたお芝居を、今現在、遠く離れたアジアの都市で上演して、それを大勢の人が観に来てくれているというのは、不思議なものだ。

ところで、ワープロのローマ字打ちで「シェイクスピア」と書こうとすると、いまだに十中八九、打ち損じる。「シャイクスピア」とか「シェイkススピア」みたいになる。なんとかならないものだろうか。
ついでにいえば、新聞などで表記されるとき「シェークスピア」なのはどうしてだろうか。まあ、その方がどこはかとなく「軽さ」が感じられて、親しみやすいかもしれないが。

そんなこんなで、今週から稽古が始まる。
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