ちょっと待った!は通用しない 〜神保良介Blog〜

役者・神保が身のまわりのことやら自分に起こったことやら考えていることなどを書き綴った、その記録。

蜷川さんの一周忌追悼企画「蜷川幸雄シアター」、5月から6月にかけて、4作品が全国15ヶ所の映画館で一週間ずつ、限定上映されます。


神保は『間違いの喜劇』に出演しています。
11年前の舞台です。
台詞のない役でしたし、映像ではどれが神保か、判別しづらいかもしれません。
唯一の彩の国シェイクスピア・シリーズ出演作です。
『間違いの喜劇』については以前にも書きました➡︎ コチラ

お時間ありましたらぜひお近くの映画館へ。 


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↑ 公演プログラムより。




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「狂言『唐人相撲』/『MANSAIボレロ』」、全3ステージ終了しました!


連日満員で立見まで出る盛況ぶりでした。ありがとうございました。
でも、そりゃそうですよね、自分が出ていなかったら絶対客で観に行ったと思いますもん。
賑やかに華やかに、世田谷パブリックシアター開場20周年をお祝いした三日間でした。

『唐人相撲』は、お祝い事のある時に上演される曲だと聞いていましたが、本番をやってみてなるほど、と。
拍手が起きたり、手拍子をしたり、客席も一緒になって「ホーチャ!」という唐音の掛け声をあげたりと毎回盛り上がり、劇場に祝祭的な空気が生まれていました。

開演して最初に素囃子がありましたが、それがすごい迫力で舞台袖からでも圧倒されましたし、袖での演奏も間近で見られて感動しました。

『MANSAIボレロ』は、客席から観たかったなあ。
舞台稽古では客席で見学させて頂きましたが、本番の萬斎さんの気迫は楽屋のモニターからもはっきり違いがわかるほどに別ものでした。

世田谷パブリックシアター、主劇場の舞台に立ったのは今回が初めて。
観客として、2階、3階からでも舞台が観やすくて好きでしたが、演者としても客席の空気が伝わりやすく一体感があって(特に今回は張り出し舞台でしたし)、ますます大好きな劇場になりました。
20周年記念プログラムはこの先1年続くので楽しみです。


さて、『唐人相撲』はあと1回やります。
4月22日(土)に大阪のフェスティバルホールで行われる「祝祭大狂言会2017」にて、トリの曲として演じられます。
キャパが、世田谷パブリックシアターの4倍以上もあるホールで、大阪のお客様の前で、どんな『唐人相撲』になるのかな。
楽しみです。


田口恵介さん、渡部直也さんと。
唐人武官役の中でも神保の付け髭はかなり立派なので、着てる装束が写ってないや。


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なんと狂言の稽古をしています。

世田谷パブリックシアター開場20周年記念公演「狂言『唐人相撲』/『MANSAIボレロ』」の『唐人相撲』に出演するのです。


まさか、現代劇役者の自分が狂言の舞台に、畏れ多くも、野村万作さん、萬斎さん、「万作の会」の皆さんと一緒に立たせて頂けるとは。
こんな機会、そう滅多にあるもんじゃなし。

『唐人相撲』は、狂言の中でも最も多くの演者が登場し、自由度も高い曲。
だから自分のような者も出させて頂けるのですね。
劇場オープン20周年記念ということで、わいわいと賑やかな舞台をお目にかけられると思います。

とはいえね、能狂言は全くの素人の神保ですよ。
早い話が、すべての動き所作が初めてという、こんなトップレベルの現場に参加しちゃってすいませんごめんなさい本当にいいのですかレベルの人間なので、カマエとかスリ足とか安坐からの立ち上がり方とか、一門の皆さんに教えて頂いてます。

慣れない所作に、普段使ったことのない身体の部位が大活躍している。痛い痛い。
無駄に動かず姿勢をキープしてるからなんでしょうけど、特に背中から首筋にかけての筋肉疲労が、まあ。
狂言の舞台に上がるということは、基本的には、身じろぎしたい欲求と闘い続けることなんじゃないかとすら、現段階では感じています。
身体を、こんな風に使ったことないし、こんな機会でもなければ一生使わない。それがやれるのだから、面白い。

舞台上での演技以外でも、現代劇の現場とは違うところがそこここに見受けられて、稽古の仕方とか、用語とか、一門の師弟関係のあり方とか、見るもの聞くもの、漂う空気まで、いろんなことが新鮮です。

まさに、狂言の世界へ短期留学、またはインターンシップで来た感覚です。

こんな得難い経験ができる幸運を噛み締めつつ、初舞台の新人の心構えで(というか事実そのものなんだけど)臨みます。


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