4月のヒンドゥー五千回『空観(くうがん)』の稽古をしています。
実は、結構前から稽古しています。
どのくらい前かというと、12月から(!)やっています。
週に数回の稽古の時期が数ヶ月あって(その間に神保は一時離脱して『ザ・モニュメント』の稽古・公演しました)、3月から本格的に作品づくりに入っています。
公演期間は平日の二日間、全3ステージのみ。
長い期間をかけてつくって、あっという間に終わってしまう。
これが贅沢か勿体ないかはさておき、そんな公演に結集した役者は総勢20名。
これだけのリソース、すべては構成・演出の扇田拓也さんのヴィジョンの実現に向けて注力されています。
扇田さんとは約8年振りにご一緒するのですが、ヒンドゥー五千回に参加するのは初めてです。
どのような作品になるかは明かせませんし、まだ変わっていくかもしれません。
たぶん、珍しい? 変わった? 演劇になるのではと思います。
なんですけど、前衛劇とか実験劇というのとも、ちがうと思います。
「こんな演劇がこの先もし流行ったら面白いですね」
というようなことを扇田さんが以前言っていましたが、はてさて。
ストーリーは、あくまで神保の個人的なイメージですけど、ガルシア・マルケスの小説みたい、なのかな。
公演を打つのが7年8ヶ月ぶりだというヒンドゥー五千回は今回が最終公演、見納めでもあります。
とにかく、百聞は一見に如かず。ご自分の目でどんな演劇かを確かめて頂きたいです。
劇場でお待ちしています!